2020年10月25日

スパイの妻

 黒沢清監督がベルリン映画祭の銀獅子賞を受賞しただけあって、監督のタッチがよくでています。戦前を忠実に再現するのではなく、不穏な黒沢ワールドを作り上げているのが堪能できます。

 作品情報 2020年日本映画 監督:黒沢清 出演:蒼井優、高橋一生、東出昌大 上映時間115分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:ブルク13 2020年劇場鑑賞219本



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posted by 映画好きパパ at 07:30 | Comment(3) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月24日

薬の神じゃない!

 中国で禁止されていた白血病のジェネリック医薬品を密輸入した男の実話をもとにした作品。ダラス・バイヤーズクラブを思い出しましたが、本作は中国映画なのか警官とのカーチェイスなど結構、ドラマティックかつ泣ける作りになっていました。マスクの使い方も、今の時代を予見したようですごかった。

 作品情報 2018年中国映画 監督:ウェン・ムーイエ 出演:シュー・ジェン、ジョウ・イーウェイ、ワン・チュエンジュン 上映時間117分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:シネプレックス平塚 2020年劇場鑑賞218本



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posted by 映画好きパパ at 07:46 | Comment(2) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月23日

ある画家の数奇な運命

 第2次大戦と東西冷戦に翻弄された若き画家の半生を描いた大河ドラマ。考え抜かれた脚本に、演出、撮影、音楽ととにかく美しく、映画が総合芸術だと改めて実感しました。3時間以上があっという間でした。

 作品情報 2018年ドイツ映画 監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク 出演:トム・シリング、セバスチャン・コッホ、パウラ・ベーア 上映時間189分 評価★★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズシャンテ 2020年劇場鑑賞217本

【ストーリー】
 ナチス政権下のドイツ・ドレスデン。6歳の少年クルツ(カイ・コアース)は美しい叔母エリザベト(ザスキア・ローゼンダール)の影響で、芸術の才能を開花していく。だが、エリザベトは精神病にかかり、ナチスの高官でもある産婦人科の教授、カール(セバスチャン・コッホ)の指示でガス室で処刑されてしまう。

 戦後、東ドイツの美大に進んだクルツ(トム・シリング)は叔母の面影を持つ女性エリー(パウラ・ベーア)と恋に落ちる。だが、エリーの父親はソ連の戦犯追及を逃れたカールだった。一方、東ドイツでは共産党の指示通りに絵を書かなければならず、自由な芸術を求めるクルツは内心激しい不満を持つ。



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posted by 映画好きパパ at 07:00 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする