失業中のエリートの遺伝子を、子供がほしいレズの女性が買うという奇想天外な「セレブの種」。「マルコムX」「インサイド・マン」のスパイク・リー監督らしく、単なるエロコメディーにせず、今のアメリカ批判を分かりやすいほど盛り込んだ。いずれにせよ、男の価値は最後は遺伝子になるのか。
【ストーリー】
大手薬品企業の若手部長ジャック(アンソニー・マッキー)はハーバード大出身でイケメンのエリート。会社の不正を告発したことから、クビになり銀行口座も凍結されてしまう。明日からの生活費もなくなったジャックの前に現れたのが元恋人でレズビアンのファティマ(ケリー・ワシントン)。彼女はジャックに5000ドルで種付けをしてほしいと依頼する。男と暮らすのは嫌だけど、子供がほしい。そのため、優秀な頭脳を持つジャックの遺伝子がほしいというのだ。金がほしいジャックは親権を放棄したうえ、種付けをする。
ファティマが知り合いのレズビアンたちにこのことを教えたことから、次から次へとレズの女性が押し寄せ、ジャックに1回1万ドルで種付けをしてもらう。だが、ジャックが勤めていた企業の社長(ウッディ・ハレルソン)が、不正の責任をジャックに押し付けた上、レズビアンへの種付けも社会的な問題となる。
ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください
にほんブログ村続きを読む
posted by 映画好きパパ at 22:16
|
Comment(0)
|
2006年に見た映画
|

|