2014年01月14日

パシフィック・リム(2013年1位)

 2013年マイベストテンで1位はパシフィック・リム

  作品情報 2013年米国映画 監督:ギレルモ・デル・トロ 出演:チャーリー・ハナム、菊地凛子、イドリス・エルバ 上映時間:131分 評価★★★★★(五段階) 鑑賞場所(TOHOシネマズららぽーと船橋)

 久々に全身が血わき肉おどりました。男の子、もしくは、少年の気持ちを持った人なら絶対に見たほうがいい。歴代のSF、アクション映画のなかで、もっとも興奮する映画でした。

 【ストーリー】

 地球への侵略者は宇宙からやってくるのではなかった。太平洋の底にあいた穴から、巨大な怪獣があらわれ、湾岸の大都市を次々と破壊していく。人類は、それに対抗するべく巨大ロボット「イェーガー」を作り上げた。当初、「イェーガー」は怪獣退治に威力を発揮したが、怪獣も徐々に力をつけていく。

 イェーガーは2人乗りで、互いの神経をシンクロさせる必要がある。イェーガーのパイロット、ローリー(チャーリー・ハナム)は、怪獣と戦っている最中に同乗の兄ヤンシー(ディエゴ・クラテンホフ)を戦死させ、自らも九死に一生を得て、パイロットから逃げ出す。だが、4年後、ベントコスト司令官(イドリス・エルバ)が現れ、怪獣との最終決戦に参加するよう要請する。香港基地に赴いたローリーは日本人科学者マコ(菊地凛子)と出会う。戦闘能力の高い彼女はパイロットを志願していたが、ペントコストはそれを許さなかった。だが、巨大な怪獣が香港を襲撃し…

 【感想】

 ハリウッド製のこの手のアクションで一番イライラさせられたのが、登場人物たちの恋愛ごっこ。トランスフォーマーなんか、序盤はほとんどそういう話でしめられてしまいます。しかし、この映画は潔い。開始早々、過去のフィルムを見せながら、怪獣に襲われる世界観を説明して、すぐにローリー兄弟と怪獣の一騎打ちシーンに突入。その後も2時間めいっぱい戦闘シーンが続きます

 その怪獣とイェーガーの対決シーンは、日本の特撮、アニメオタクである ギレルモ・デル・トロ監督はよくわかってらっしゃる。ロボットに人間が搭乗して戦うことや、怪獣との殴り合いから危機に入り、必殺技に入る伝統美をちゃんとわきまえている。そして190億円近い制作費をかけただけあり、その殴り合いの様子はただただ見とれるばかり。ゴジラとか、ガメラとか、昔の映画になればなるほど、頑張っているけど、やはり映画だな、とわかるシーンがあるじゃないですか。最新鋭のSFXはそうした不安を一切吹っ飛ばし、まさに、究極の怪獣映画に仕上がっています

 しかも、それが熱い!!。日本にしろ米国にしろ、うだうだ理屈をつけるアクション映画が多すぎる。けれども、これは地球を侵略しようという絶対悪に対して、人類が英知をしぼって対決するというシンプルイズベストのストーリー。しかも身内を殺された仇討ちだし、人類の危機を自分たちが守るという責任感を背負っている。また、イェーガーチームが日本や米国だけでなく、ロシア、中国、オーストラリアといった世界中(環太平洋諸国)から集まっているというのも、現代らしくて素晴らしい。ヤマトとかガッチャマンとか未だに乗組員は全員日本人なんですよ。ハリウッドに何歩先を越されたことか

 ストーリー面が弱いなど、賢しらげに語っている人もいますが、こういう映画を楽しめないのは人生損していますね。人類と怪獣の一騎打ちに、恋愛だの苦悩だの余計なものは邪魔なだけ。そんな複雑なストーリーにこだわるようだったら、見なければいいのです。日本人からすればマジンガーZ、ガンダム、甲殻機動隊、エヴァンゲリオンなど数々の特撮、アニメへの愛にあふれた作品を楽しむのは当然ではありませんか。人気アイドルが出ているだけの探偵映画や、辛気臭い反戦映画よりも客が入らないというのは、草食化して、熱い男を馬鹿にするという日本社会そのものの欠陥が浮き出ているようで、残念でなりません。

 俳優陣はいわゆるスターは出ていませんが、菊地凛子の名前の通りの凛々しい戦いぶりは素晴らしい。アクション映画の女性って妙な色気を出したり、男性隊員といちゃいちゃしたりと存在価値が信じられないものが多いのだけど、彼女が新しいヒロイン像を打ち立てました。日本人らしいつつましやさと内に秘めた闘志が彼女に乗り移った。ローリーとも恋愛に陥らないのが監督はよくわかってらっしゃる

 そして、芦田愛菜の名演!!!ただ、泣いているだけなのに、おびえ、絶望、憎しみ、安堵といった表情を観客に届ける様子は、これまでも彼女のことを評価していたつもりですが、まさか、ここまで天才的な女優だとは、自分の見る目のなさに反省します。登場時間は短いですが、日本の女優のトップクラスの演技といって過言ではないでしょう晴れ

 とにかく、アクション映画ファンなら見るべし。僕の中で、男は2種類に分けられます。パシフィック・リムを楽しめる人と、楽しめない人と2種類です。前者に幸あれ。興奮して原稿がわからなくなってきましたので、このへんで手(パー)



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 日本の映画やアニメがたくさんモデルになってます。
posted by 映画好きパパ at 08:36 | Comment(0) | 2013年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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