2014年01月21日

マイ・マザー

 19歳で撮影したデビュー作でもある本作がカンヌ映画祭でCICAE賞など3部門受賞、アカデミー賞のカナダ代表などに選ばれた若き天才グザヴィエ・ドラン。予備知識なしでみたので、フランス映画かと思っちゃいました。タッチもフランス映画っぽく、北米でも英語圏とフランス語圏は全然違うんだ、とへんなところに感心しちゃいました。


 作品情報 2009年カナダ映画 監督:グザヴィエ・ドラン 出演:グザヴィエ・ドラン、アンヌ・ドルヴァル 上映時間:100分 評価★★★(五段階) 鑑賞場所シネマート六本木 鑑賞日1月13日 2014年劇場鑑賞6本目



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 高校生のユベール(グザヴィエ・ドラン)は何かと干渉してくる母親のシャンタル(アンヌ・ドルヴァル)がうっとうしくてたまらない。離婚してシングルマザーの母親は、小言はうるさく、貧乏たらしい。しかも、言うことが違っても平気。いらいらの募るユベールとは衝突もしばしば。やがて…

 【感想】

 青春映画は多くの監督が撮っているけれど、みんな大人が撮影するから、あのときああだったと思い出したり、美化が入る。けれども本作は17歳の若者が等身大の青春を撮影したわけだから、これほどナチュラルな作品というのは他にないだろう。しかも、母親との衝突という思春期の男の子なら、ほとんどが経験する問題なのだから、ユベールのいらいらというのは見ていてよく分かる

 シャンタルは悪気はないのだけど無神経。また、親になったら分かるけれど、ユベールも些細なことで怒り、シングルマザーで生活が大変なの母の気持ちを思いやろうとしない。けれども、親子とも相手を思いやる余裕がないというのも、いかにもあるある、という感じ。

 ユベールは親友のアントナン(フランソワ・アルノー)や若き女教師のジュリー(スザンヌ・クレマン)といった理解者がいるけれど、母親は基本的には孤立している。友人はいて一緒にエステに行っても、自分の苦しさを理解してくれるわけではないし。思春期の少年にとって、友人・恋人や教師の力で親を乗り越えることの重要さというのが分かりました

 中盤、離婚した父親が出てくるが、その存在感のなさ。父が不在なだけ、母と息子が密着になりすぎ、息苦しくなって不満が出てくる様子が垣間見られる。子を持つ親としてはいろいろ考えさせられます。ただ、フランス映画っぽい、淡々とした描写は苦手なんですよ。すごい上質な作品でキラキラ光っているのは分かるけれど、途中で睡魔が訪れたのも事実でした眠い(睡眠)

グザヴィエ・ドラン監督の「わたしはロランス」も昨年公開されました。





 
posted by 映画好きパパ at 08:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2014年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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