2014年02月02日

おおかみこどもの雨と雪

 「時をかける少女」の細田守監督の最新作。丹念に作られているけれども、エコや田舎万歳的発想というのは、細田監督が出たジブリゆずりのものなのでしょうか。私はそういう発想が嫌いなものですから、本作もあまり心にひっかかりませんでした。

 作品情報 2012年日本アニメ映画 監督:細田守 声の出演:宮崎あおい、大沢たかお、黒木華 上映時間:117分 評価★★★(五段階) 2014年DVD鑑賞1本目

 【ストーリー】
 大学生の花(声・宮崎あおい)が恋に落ちた男性(大沢たかお)は実は狼男だった。やがて、花は大学をやめ、雨(幼少期・加部亜門)と雪(大野百花)というこどもを産む。しかし、狼男は事故で死んでしまう。

 興奮するとしっぽや耳が出る子供達を苦労して育てる花は、都会から田舎へと転居し、大自然のなかで育てようとする。やがて…
 【感想】
 母親の無償の愛と大自然の中の人間のちっぽけさを描こうとしており、キャラクターの豊かな表情もあってそれなりに楽しめるのだけど、基本的にド田舎の人たちは甘いものでないと思っているので、こういう田舎を理想郷的に描く作品は、それだけでひいてしまいます。良くも悪くも詮索好き、噂すきだから、傷害事件なんか起こせば、それだけで注目の的になる気がたらーっ(汗)

 また、シングルマザーの苦労というのも、しょせんはこの程度といった感じで、例えばドラマ「Mother」でシングルマザーの尾野真千子が追い詰められて言って人間的感情をどんどん失っていく描写がものすごく、そうしたのに比べると、やはりアニメだからお花畑と思えなくもありませんでした。そもそも、児童虐待の通報で調査に来た児童相談所の職員を悪役に描いているし。かわいい幼女に耳を出せばアニメファンは満足するだろうみたいな、演出もイマイチバッド(下向き矢印)

 このへんは、田舎についての思い入れとか、育児についての思い入れで受け取り方が全然違ってくるでしょう。特に自然を描いた作画が丁寧だし、主役級は俳優で脇役にベテラン声優をいれているから、声もしっくりくるし、ストーリーもウェルメイドだし、悪くはないと思うのですけれども。

 個人的に、長野県の田舎に住んでいたことがあるので、サマーウォーズもそうですが、田舎万歳という細田監督の最近の作風は自分には会いませんね。時をかける少女はよかったのになあーふらふら

 細田監督作品でお気に入りはなんと言っても「時をかける少女」です



 「サマーウォーズ」はいまいち


 「シングルマザー」の現実をみせたのが、芦田愛菜の出世作となった「Mother」
posted by 映画好きパパ at 12:40 | Comment(0) | TrackBack(1) | 2014年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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『おおかみこどもの雨と雪』
Excerpt: □作品オフィシャルサイト 「おおかみこどもの雨と雪」 □監督・脚本・原作 細田守 □脚本 奥寺佐渡子□キャスト(声) 宮崎あおい、大沢たかお、黒木 華、西井幸人、大野百花、          ..
Weblog: 京の昼寝〜♪
Tracked: 2014-02-03 08:19