2014年02月18日

HK/変態仮面

 娘(4歳)がインフルエンザで寝込み、一日その介抱をしなければならないので、親子で楽しく見ようと借りてみました。だけど、冒頭の字幕で「子供に不適切」とPG12のテロップが。そっと電源を切り、娘が寝入ったあとに一人でみました。でも、正直、幼稚園児並みのギャグの連発なので、小学生ぐらいだったら一緒にみてもいいかな。

 作品情報 2013年日本映画 監督:福田雄一 出演:鈴木亮平、清水富美加、ムロツヨシ 上映時間:114分 評価★★★(五段階)  2014年DVD鑑賞7本目




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 【ストーリー】
 紅游高校拳法部員の色丞狂介(鈴木亮平)は、刑事だった父親(池田成志)の血を受け継ぎ、熱血正義感だった。一目惚れした転校生のお嬢様、愛子(清水富美加)が銀行強盗に巻き込まれ、人質に。

 彼女を救おうと覆面をして現場に乗り込んだ狂介だが、間違ってパンティをかぶってしまう。するとSMの女王だった母(片瀬那奈)の血がむらむら巻き起こり、自分の潜在能力を100%引き出した、正義の味方変態仮面に変身したのだ。銀行強盗をやっつけヒーローとなった狂介。そこへ、彼らが通う高校を征服しようとする謎の転校生(ムロツヨシ)一味が現れ…

 【感想】
 昔読んだジャンプの漫画が原作ですが、連載から20年たって実写化されるとは、長生きはしてみるもんだ。しかも、ゆるーいギャグの作風の福田雄一監督にはうってつけの題材。ただし、あまりにもおばかすぎるので、好き嫌いは分かれるでしょう。ギャグ映画って、好みに合うか合わないかが大きいですしねwww。

 とくに、ラスボスであるはずのムロツヨシが序盤に、あっさりやられてしまう脚本が疑問。ジャンプ的な世界でいえば、ラスボスはものすごく強くなければならないわけですから、もちろん、ヤスケン演じる偽変態仮面は強いのだけど、ラスボスが分散化してしまうのはもったいない。熱血王道を大まじめに馬鹿になってやる映画を期待しているのだけど、難しいですね。この手のジャンルで好きなのは「血を吸う宇宙」なんですが、本作もいっそミュージカル部分をいれるとか、ヒロインにもカンフーをやらせるとかいろいろ盛り込んでも良かったかもexclamation

 とはいえ、日本テレビの「明日、ママがいない」問題もそうですが、世の中がどんどん表現に厳しくなっていく時代に、こんなに変態な作品を作り出した制作者の心意気に拍手したい。小栗旬がプロデューサーですが、彼結構いろいろ変な役をやっているので、本心では二枚目スターにはあきたらないのでしょうか。ちなみに、「明日、ママがいない」で揺れている日本テレビは、ぜひ、名作ホラー映画の「エスタ−」を放送したらどうかと思う次第です。

 鈴木亮平の鍛え抜かれた体とハイレグ?ぽい衣装を着ながら真面目にヒーローを演じるのもいいけれど、安田顕のおばかっぷりは、TV東京の深夜ドラマ「みんな!エスパーだよ!」を見ていなければ、信じられなかったでしょう。岡田義徳、塚本高史らそれなりの若手俳優がおばかな映画をやっているのも見所かもわーい(嬉しい顔)



 原作はこちら。ジャンプの昔の漫画では「死神くん」も実写映画化されるとか。

posted by 映画好きパパ at 07:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2014年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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