2014年04月05日

タイピスト

 スポ根+ラブコメの軽快なフランス映画で、日本でもミニシアター系でスマッシュヒットしていました。見逃したのでDVDでみたのですが、うーむ。悪くはないけれど、ありきたりといった感じでしょうか。なんか、最近美男美女のラブストーリーに点数が辛くなっている気もします。

 作品情報 2012年フランス映画 監督:レジス・ロワンサル 出演:ロマン・デュリス、デボラ・フランソワ、ベレニス・ベジョ 上映時間:111分 評価★★★(五段階) 2014年DVD鑑賞12本目



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 【ストーリー】
 1958年、フランス。田舎で親から無理やり結婚させられようとしていたローズ(デボラ・フランソワ)は、町の保険会社社長ルイ(ロマン・デュリス)の秘書にもぐりこむ。ドジばかりで秘書としては失格の彼女だが、タイピストとしては天才的な腕前を持っていた。

 当時、タイピストは女性のあこがれの職業で、タイピストの早打ち大会に優勝すれば、スターのような扱いをうけた。ルイは、ローズを特訓し、大会の優勝を目指す。しかし、予選でローズはあえなく敗退。その日から、鬼コーチと化したルイは猛烈な特訓を始めるのであった。

 【感想】

 エンタメの王道を歩んでいるし、50年代のヘプバーンを想起させるようなファッション、当時の音楽に合わせたダンスシーンなど、レトロなセンスが今となってはおしゃれに感じられ、素直に楽しめる作品。ただ、ひねりを入れている部分が、僕の感性とちょっとずれていることもあり、たぶん1ヶ月もすれば、忘れていそうともいえます。

 まず、ルイがローズにそこまで肩入れするかという描写がちょっと弱い。ルイ自身がタイプになんらかの因縁があればよかったのですが、結局、美女には男が弱いということ以上のことがなかった気がします。ルイの過去の女性話も、うまく絡められたかというと微妙。

 また、ライバルの存在が不在というのが決定的におしい。やはりスポ根は、宿命のライバルがいないともりあがりません。一応、全仏チャンピオンやら世界チャンピオンはいるのですが、彼女たちがもっと早くから登場して、ローズに対して強烈な印象を与えていれば、盛り上がりもずいぶん違ったと思います。

 まあ、タイピストという職業が、自立した女性の証明であり、その世界ではプロスポーツ顔負けの競争が行われていた、というのはユニークな目の付け所。さらに、ローズも男女平等が当たり前という世代の人間であり、ルイをはじめ、周囲の男性にズケズケいえることも、60年以上たっても社会進出が遅れている日本の女性からすれば、痛快なのかもしれません。男性よりも女性のほうが楽しめるのではないかと思います。


posted by 映画好きパパ at 07:53 | Comment(0) | TrackBack(1) | 2014年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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『タイピスト!』
Excerpt: □作品オフィシャルサイト 「タイピスト!」□監督 レジス・ロワンサル □キャスト ロマン・デュリス、デボラ・フランソワ、ベレニス・ベジョ、ミュウ=ミュウ■鑑賞日 8月24日(土)■劇場 TOH..
Weblog: 京の昼寝〜♪
Tracked: 2014-04-09 08:26