2014年04月30日

花咲舞が黙ってない

 「半沢直樹」で盛り上がった池井戸潤原作の銀行モノ。「ごちそうさん」で人気を呼んだ杏を起用した痛快娯楽劇を計画したのでしょう。ただ、初回からいまひとつ爽快感に欠けたのはスタッフがTBSよりもこなれていなかったからでしょうかね。

 原作:池井戸潤「不祥事」「銀行総務特命」 脚本:松田裕子、江頭美智留、梅田みか プロデューサー: 加藤正俊 演出: 南雲聖一、佐久間紀佳、鈴木勇馬 出演: 杏、上川隆也、生瀬勝久 日本テレビ系水曜22時







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 【ストーリー】
 東京第一銀行支店で、上司のパワハラで左遷された相馬(上川隆也)調査役支店を巡業して不祥事をチェックする統括部臨店班に任命された。部下のOLと2人だけの部署だが、部下に支店時代に上司をものともしない態度でさんざん煮え湯を飲まされてきた花咲舞(杏)がやってきて、愕然とする。

 案の定、事なかれ主義の相馬と違い、支店の不祥事をビシバシ摘発する花咲に、胃が痛む毎日。だが、銀行の腐敗は相馬たちの思った以上に進んでおり、いつしか、真正面から切り込む花咲をフォローしながら、数々の不祥事を解決するようにあっていった。
 【感想】

 直情径行の花咲とフォローの相馬が2話でかなりしっかりとしたコンビになってきたので、しり上がりに面白くなりそうな予感が。特に、上司にパワハラを受けたり、組織に理不尽な思いをしている会社員やOLにとって、一介の女子社員である花咲が、上層部の不祥事をビシバシたたくのは痛快といえましょう。リアルさにかけるところがお気楽にみられるということもあります。

 ただ、初回の解決法が、ちょっと痛快さにかけたのが、痛かった。本来、花咲と相馬はどこまでも正義の味方として正しくあるのが、この種のドラマの筋であるのだから、原作はともかく、弱者でも悪いことをして、無関係の他人に迷惑をかけた人には相応の罰がないと、手放しで喜んでは見られません。

 また、悪役の生瀬勝久もうまい俳優ではあるのだけど、前クールの「隠蔽」、今クールでは「MOZU 」と似たような役柄をしているだけに食傷気味。強いラスボスがいないとこの手の話は盛り上がらないので、正直、もっと別の俳優で見たかった。

 杏は、「ごちそうさん」のイメージをうまくいかしつつ、長身ということもあり、怒ったときの迫力は満点。「泣かないと決めた日 」の悪役のイメージを完全に払拭し、正義の味方といえばこの人に。上川は受けの芝居は本当にうまいなと思います。しかし、初回、二回目と支店長が悪役だったのだけど、銀行の支店長は悪人ばかりと誤解されないのかな。
posted by 映画好きパパ at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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