2014年05月01日

MOZU〜百舌の叫ぶ夜

 TBSとWOWOWの共同制作によるハードボイルドミステリー。昨年、評判を呼んだ「ダブルフェイス」に次ぐ共同制作ドラマであり、西島秀俊、香川照之といった主演も一緒。映画並みの製作体制をとっていて、なかなか見ごたえのある作品でした。そういえば演出でなく、監督になっていたのも映画を意識してのことかも。

 原作: 逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」 脚本: 仁志光佑 プロデューサー: 渡辺晋也、井上衛、森井輝 監督:羽住英一郎 出演:西島秀俊、香川照之、真木よう子 TBS系木曜21時

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 【ストーリー】
 東京・銀座で爆破テロ事件が起き、多数の死傷者が出る。警視庁公安部の倉木警部(西島秀俊)の妻で、元警察官の千尋(石田ゆり子)も犠牲になった。事件は公安部、刑事部合同の捜査になったが、秘密裏に何かを隠そうとする公安部に、捜査一課の大杉警部補(香川照之)ら刑事部側は不信を抱く。

 一方、犠牲者の遺族ということで捜査本部から外された倉木は独自に捜査を進めるうちに、現場にいて負傷した公安部の明星巡査部長(真木よう子)が手がかりを握っていることを確信する。明星はモズと呼ばれる謎の暗殺者、新谷(池松壮亮)を極秘に捜査していた。その新谷だが、依頼主である大手警備会社アテナセキュリティによって命を狙われ瀕死の重傷を負い、記憶を失っていた…

 【感想】
 監督が「海猿」の羽住英一郎ということもあり、爆破テロシーンは映画にも負けない本格的なもの。最近のテレビドラマでは滅多に見られない迫力あるものでした。さらに、倉木、大杉、新谷の3者の視点で物語は動くため、少しも目を話すことのできない緊迫感のある展開が続きます。

 ただ、映画なら2時間緊張しながらみることは可能だけど、連続テレビドラマですべてを緊張してみるというのは、結構、骨がいる仕事なんですよねえ。また、人間関係も結構複雑で、誰と誰が本当の味方かわからないなど、頭を使わせます。せっかくのハイクオリティなのに視聴率がいまひとつなのは、そのへんが原因なのでは。

 西島が不必要と思わせるほど、脱ぎまくるのは女性視聴者へのサービスではないかと思えるほど。せっかくだったら真木にもと思うのですが、彼女はハードボイルド路線になってしまいましたから、そういうことをせず、男性視聴者へのサービスがないのはさみしいところです。

 西島、香川はさすがの迫力ですが、池松が凄腕の殺し屋というにはちょっと若すぎるのでは。また、真木のセリフが時々聞き取りにくいのも気になります。脇役では、今のところのラスボスである、アテナセキュリティ役員役の長谷川博己が、実に楽しそうに悪役をやっており、早く主人公たちに巨悪にたどりついてほしいところ。次回が楽しみなドラマの一つです。
posted by 映画好きパパ at 09:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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