
にほんブログ村
■近畿
三重 WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常
滋賀 偉大なる、しゅららぼん
京都 鴨川ホルモー
大阪 おばちゃんチップス
兵庫 阪急電車 片道15分の奇跡
奈良 殯の森
和歌山 軽蔑
三重は中部でした。「逆境ナイン」と迷ったのですが、自然豊かなこちらの作品に。滋賀は琵琶湖を舞台にしたもの。京都も滋賀同様、万城目学作品に。大阪をプリンセストヨトミにすると、さすがに万城目作品3作になるので、あえて、小品に。これは東京人の船越栄一郎がナニワのおばちゃんパワーに圧倒されるのギャップが現れおもしろかったです。兵庫は関西圏の俳優を集めた阪急電車に。僕は阪神ファンだったので、阪急VS阪神の日本シリーズで大騒ぎが起きる小説「決戦日本シリーズ」を映画化してほしかったけど、オリックスになってしまった無理だろうな。奈良の作品、いまをときめく尾野真千子の捨て身の演技が魅力。和歌山もあまりないのですが、軽蔑は鈴木杏がやはり体当たり演技でした。
■中国・四国
島根 うん、何?
鳥取 妖怪大戦争(DVD鑑賞)
岡山 バッテリー
広島 夕凪の街 桜の国
山口 チルソクの夏(DVD鑑賞)
香川 サマータイムマシン・ブルース
徳島 眉山
愛媛 書道ガールズ!! わたしたちの甲子園(DVD鑑賞)
高知 県庁おもてなし課
島根は本当に豊富。天然コケッコーは「男の魂」さんが挙げられているので、マイナー作品に。鳥取は厳しい。妖怪大戦争に出てくるのもごく一部ですし。まあ、水木先生の出身地だからということで無理やり。岡山はこれもみずみずしい作品ですが、続編はとうとう出なかったなあ。広島は原爆をテーマにした作品が21世紀になって作られるということに。山口も日韓関係が悪化した今、考えさせられます。香川は本広克行監督の香川シリーズのなかから、一番できの良いものを。眉山は阿波踊りですが、実は「阿波DANCE」というしょうもない作品にしようかと思ったりして。愛媛は「がんばっていきまっしょい」の系譜か女子高生青春ものの印象があります。高知のこの作品こそが、ご当地映画の見本みたいなもの。
■九州
福岡 おっぱいバレー
佐賀 佐賀のがばいばあちゃん
長崎 悪人
熊本 黄泉がえり
大分 22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語
宮崎 美しい夏キリシマ
鹿児島 奇跡
沖縄 アコークロー
福岡は詐欺のようなタイトルの印象が強いのですが、こちらも青春作を。佐賀といえば、がばいばあちゃんで有名になりました。悪人は福岡、佐賀、長崎3県ならどこにでも該当しそうですが、ラストの印象から長崎に。黄泉がえりは阿蘇の風景が美しかった。大分も日本の祭りの美しさを感じました。宮崎は戦争の傷跡をいまだに考えさせられます。奇跡は是枝監督とJR九州のタイアップで、個人的にはもっと評判になってもいいのになあ。沖縄もさまざまな作品があるなか、あえて、マイナーなホラー映画を選びました。明るいだけでない作品が案外なかったんです。
以上、自分なりにまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。あらためて日本映画は奥深いと思いました。これからも、ご当地映画で面白いのがいっぱいできればいいですね。