作品情報 2014年日本映画 監督:八木竜一、山崎貴 声の出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ 上映時間95分 評価★★★(五段階) 鑑賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 鑑賞日9月1日 2014年劇場鑑賞148本目
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【ストーリー】
勉強もスポーツもできなく、何をやってもだめな少年のび太(声・大原めぐみ)の前に、突然、22世紀の未来から子孫のセワシ(松本さち)が現れ、このままいくとのび太の将来は不幸なことになり、莫大な借金を背負うことになるから、未来を変えるために猫型ロボットドラえもん(水田わさび)を世話係としておいておくというのだ。
22世紀の道具をつかって、のび太を幸せにしようと奮闘するドラえもん。ガキ大将のジャイアン(木村昴)や、金持ちのボンボン・スネ夫(関智一)の妨害を乗り越えて、あこがれのしずかちゃん(かかずゆみ)は振り向いてくれるのか。
【感想】
ドラえもんにとって初めての人には良かったのかもしれないけど、原作のダイジェスト版で、メリハリがついていないのが一番あわなかった理由でしょうか。いろんな話を90分に詰め込もうとして、薄味になっている。もっとドラえもんとのび太の日常のやりとりがあればいいのに、モンタージュ的にドラえもんが便利な道具を出すシーンがぱっぱとあるふうにしたので、2人の絆というのが感じられないのですね。
未来の場面でトヨタやパナソニックの広告がやたらと流れるのは大人の事情なんだろうけど、ただでさえ短い時間が、こんなのに削られてしまってという感じは否めません。だから、時間がない分、脇役の場面はごっそり、なくなり、ジャイアンやスネ夫のキャラ立ちもいま一つ。
また、雪山シーンも感動に仕立てようとしていますが、原作ではもっとシニカルに、描かれていた記憶があります。感動させようと無理に話を作っている気がしました。
だいたい、これは原作もあるからしょうがないとはいえ、3Dのちょっとぎょっとするような画像で、小学生が結婚、結婚といっているのは、薄気味悪いですよねえ。まだ、2Dだったらみられたのかも。
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