作品情報 2014年アメリカ、フランス映画 監督:ジャウマ・コレット=セラ 出演:リーアム・ニーソン、ジュリアン・ムーア、ルピタ・ニョンゴ 上映時間107分 評価★★★★(五段階) 鑑賞場所:109シネマズ木場 鑑賞日9月13日 2014年劇場鑑賞157本目
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【ストーリー】
一般客を装い警備にあたる航空保安官のマーカス(リーアム・ニーソン)。。彼はある出来事をきっかけに酒びたりとなっており、仕事をやめたがっていた。
NY発ロンドン行きの国際線に乗り込んだ彼の元に不審なメールが届く。1億5000万ドルを振り込まなければ20分おきに機内の誰かが死ぬというのだ。犯人の手がかりが不明のまま、第一の事件が起きる。しかも、犯人が指定した口座はマーカスの名義であり、捜査当局は彼が犯人だと決め付けてしまう。罠に落ちたマーカスは、事件の解決ができるのか。
【感想】
犯人をあてられないと宣伝しているので、ジャウマ・コレット=セラの傑作ホラー「エスター」にちなみ、幼女の乗客が犯人かと想像してしまいました(爆)。それはともかく、「146人の乗客全員が容疑者」というキャッチコピー通り、乗員も含めた中から容疑者をみつけて、全員の命を守らなければならない、という困難なミッションを突きつけられます。
マーカスは超人的な戦闘能力を得ているとはいえ、犯人に翻弄され、打つ手は後手後手になっていきます。しかし、あることがきっかけで、犯人の手がかりをつかむのですが、よくよく考えると、犯人の計画はかなり偶然まかせであり、しかも、第二の発言は目撃者の証言がかなりアンフェア。さらに、脱出計画も、ちょっと現実離れしており、あとから見ると、疑問の山。
それでも、リーアム・ニーソンのしかめっつらや、ジュリアン・ムーアをはじめとする、一癖も二癖もありそうな怪しげな乗客たちで、だれが犯人かの予想は見事外れてしまいました。でも、いまだに共犯者がいないと、あの犯行は不可能だと思うのですが、まあご愛嬌ですね。
予告編にもある、リーアム・ニーソンの空中ショットはお見事。彼はシンドラーのリストとか演技派の印象があったのに、最近はすっかりアクション俳優に転向しちゃいましたね。たまには、人間ドラマにも出てほしいものです。「プルートで朝食を」のゲイの神父とかお似合いだったのになあ。
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