2015年01月04日

王の涙 イ・サンの決断

 韓国の史劇映画は「観相師」「王になった男」など重厚なものは割とすきなのだけど、本作は今一つ。陰謀劇を描きたかったのか、アクションを描きたかったのがどっちつかずになった気がします。

 作品情報 2014年韓国映画 監督:イ・ジェギュ 出演:ヒョンビン、チョン・ジェヨン、チョ・ジョンソク 上映時間137分 評価★★★(五段階) 鑑賞場所:TOHOシネマズシャンテ 鑑賞日12月27日 2014年劇場鑑賞205本目



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 【ストーリー】
 李朝500年の歴史の中でも名君といわれる実在の王、イ・サン(ヒョンビン)。陰謀渦巻く宮廷で、父親は無実の罪を着せられ刑死したものの、祖父から王位を継承。しかし、祖父の若い後妻である貞純王后(ハン・ジミン)や、宮廷の主流派である老論派の代表であるソンボク将軍(ソン・ヨンチャン)は、折あらばイ・サンを失脚させようとたくらんでいた。

 イ・サンの妥協しない態度をみた反対派、ついに暗殺を計画した。イ・サンの腹心のカプス(チョン・ジェヨン)、母の恵慶宮(キム・ソンニョン)らが心配するなか、1777年7月28日、ついに暗殺計画が決行されようとしてた。

 【感想】
 韓流スターのヒョンビンが徴兵後初主演ということもあり、チョン・ジェヨン(さまよう刃)、チョ・ジェヒョン(メビウス)、チョン・ウンチェ(ヘウォンの恋愛日記)ら今年日本で公開された韓国映画の主役級を集めた豪華な脇役で固めてます。また、イ・ジェギュはヒットしたドラマ「チェオクの剣」の監督でした。その結果、史劇として膨らませる話が、ヒョンビンのスター映画になってしまいました。

 暴れん坊将軍ではないのだから、ヒョンビンがばっさばっさと敵を倒すのは、うーん期待はずれ。 もっと濃密な宮廷の陰謀劇を期待したのだけど、そこも凝りすぎちゃってよく分からなくなってしまいました。ここらへんが、「観相師」「王になった男」とは比べ物になりません。さらに、そのアクションも夜間のシーンが多く、分かりにくいという欠点も。また、ありがちですが、雑魚は一刀のもとにやっつけられるのに、主要キャラは長々と最後のせりふをいったりというのもヒーローもの路線が強すぎちゃいました。

 最近の韓国映画でありがちな、虎の穴的施設もお腹いっぱい。刺客のウルス(チョ・ジョンソク)の魅力が今一つなのもおしい。もっと冷酷な敵にしたほうが、クライマックスも光っただろうに。

 ヒョンビンは二枚目スターからの脱却と考えればおいしい役をもらったのでは。チョン・ウンチェが史劇の衣装があうというのは収穫でした。彼女主演でチャングムのような歴史ドラマをみてみたいかも。
posted by 映画好きパパ at 00:33 | Comment(0) | TrackBack(2) | 2014年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 『王の涙 -イ・サンの決断-』 を鑑賞しました。 パスポートの9本目です。 【ストーリー】  1777年7月28日、即位から1年を迎えた李王朝第22代目国王イ・サン(ヒョンビン)は、常に暗殺の脅威..
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王の涙 イ・サンの決断 ★★★
Excerpt: 『愛してる、愛してない』などのヒョンビンを主演に迎え、李朝時代の名君として有名なイ・サン暗殺未遂事件に隠された男たちの絆を描く感動の歴史ドラマ。暗殺の脅威にさらされる若き王が、自身に放たれた刺客と対峙..
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Tracked: 2015-02-02 21:21