2015年02月01日

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!

 ゾンビ映画、警官映画を愛しつつも突っ込みを入れる作品を作ってきた、エドガー・ライト監督、サイモン・ペッグとニック・フロスト出演シリーズの最新作。今回のテーマは地球侵略ものでした。

 作品情報 2013年イギリス映画 監督:エドガー・ライト 出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ロザムンド・パイク 上映時間109分 評価★★★(五段階) 2014年DVD鑑賞4本目



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 【ストーリー】
 高校時代は仲間たちのリーダーでありながら、中年となった今では冴えないアル中男になったゲイリー(サイモン・ペッグ)。かつての悪友4人を強引に誘って、故郷の田舎町、ニュートンヘイヴンに帰還する。高校時代に最後まで果たせなかった、一晩で町中のパブ12件でビールを飲んで回る偉業に挑戦しようというのだ。

 最初は気持ちよく飲んでいた一行だが、町の様子は不自然だ。やがて、一軒の店のトイレで喧嘩になったゲイリーは、相手が青い血を流すロボットであることに気がつく。そう、街はいつのまにか、謎の侵略者に侵入されていたのだった。

 【感想】
 いつの間にか人間が侵略者に入れ替わっているというSF作品はたくさんあるけど、それとハングオーバー的な酔っ払いを合わせるというのは、斬新なアイデアでした。高校時代はキラキラしていたのに、冴えない中年になった現状への不満から飲み歩くというテーマにすれば、ハートフルなストーリーになったろうに。

 しかも、ゲイリーは失業者なのに、他の仲間たちは弁護士や建築業者などみんな金のありそうな勝ち組なのに、きっちりゲイリーに付き合うというのも、高校時代の青春万歳という感じでした。そのうえ、高校時代のマドンナ、サム(ロザムンド・パイク)まで出てくるのですから、リア充なんか不幸になれ。

 そうしたこちらの願いを聞き届けたのか、街の侵略が突如として明らかになります。まあこの辺は往年の映画のパロディーと酔っ払いがまざって、結構、筋としてはいい加減なんだけど、それを吹き飛ばすパワーがこの作品にはありますよね。ただ、あまりにいい加減だから、この作品を嫌う人が多いのもわかる気がします。ネットワーク批判というのは、アメリカ主導のSNSの批判かとも思いましたが、うがちすぎでしょうか。

 せっかくの名トリオもこれで見納めらしいのは残念。脇役では、あれほどゴーん・ガールでミステリアスな役柄だったロザムンド・パイクが、どこにでもいそうなおばちゃんになっていたのは軽くショック。また、彼女とともにピアース・ブロスナンもゲスト出演しており、映画ファンからは007の影響を指摘されていますが、役柄からいえば、むしろ、マーズ・アタックのブロスナンの役のパロディだった気がします。
posted by 映画好きパパ at 23:26 | Comment(0) | TrackBack(3) | 2015年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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