2015年03月07日

サムライフ

 いい話なんだけど、現実の話をモデルにしたせいか悪口がいえず、ちょっといい話でまとめすぎちゃった感じもこれあり。すすり泣きも聞こえたし、ウェルメイドな話なので、感動を求めたい人にはいいかもしれません。

 作品情報 2015年日本映画 監督:森谷雄 出演:三浦貴大、松岡茉優、大杉漣 上映時間118分 評価★★★(五段階) 鑑賞場所:ヒューマントラストシネマ渋谷 鑑賞日2月28日 2015年劇場鑑賞22本目



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 【ストーリー】
 長野県上田市の27歳の高校教師、ナガオカ(三浦貴大)は理想の学校を作るために、高校をやめた。30歳までに作ることが亡き恩師(渡辺大)との約束だったのだ。しかし、貯金はわずか725円。先輩教師のクボタ(大杉漣)は無茶なことはやめろと止めるが、妻のミホコ(佐藤めぐみ)の応援もあり、ナガオカは夢に向けて動き出す。

 そんなナガオカの夢に共感した元教え子4人が彼のもとに集まってくる。資金調達のため、ナガオカはバーを開くとともに、自分の教師人生と目指す教育を書いた本を売り出すことに決める。5人は悪戦苦闘しながら、夢の実現へ向かって歩き出す。

 【感想】
 夢も希望もなかった若者たちが集まって、夢の実現を目指すというのは、王道的なストーリーであり、松岡茉優、加治将樹をはじめとする若手のみずみずしい演技は、青春時代を想起させ、心をうちます。ただ、一番の問題は、ナガオカがどんな教育をしたいのか、映画ではまったく分からなかったことであり、だから元教え子たちがなぜここまで働けるのかというのも、実感が起きませんでした。

 ナガオカは不登校の子どもたちを救おうとして、カウンセリングをする場面があります。でも、どうみても、上からの正論ばかりで、みているこちらからも聞いていて、ちょっと薄っぺらく感じてしまいます。フィクションですが、映画「告白」で岡田将生演じる教師が、正論ばかりで事態を悪化させることを思い出しました。さらに、同じような話が2度あって、成長していないのかとがっかり。

 また、実話ベースかもしれませんが、理想の学校を作るための資金作りにバーを開店するというのがよく分からない。飲食店はそんなに簡単に儲かるものではないし、儲かるように努力していたら、肝心の教育面に時間をかけられなくなるのでは?正直、脚本がもう少しこなれていれば、名作になったのに、惜しい作品でした。

 ただ、松岡茉優の演技がとにかく良かった。テレビで「限界集落株式会社」「問題のあるレストラン」と合わせて3本みましたが、演技をそれぞれ使い分けている上、強烈な印象を残すというのはびっくりしました。まさに、乗りにノっている状態で、彼女をみるだけでも入場料は惜しくありませんでした。また、久しぶりに見る佐藤めぐみの美人ぶりや、高橋真唯改め岩井堂聖子が順調に大人の女優になっているというのも、個人的には見所でした。
posted by 映画好きパパ at 20:24 | Comment(0) | TrackBack(1) | 2015年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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