2015年08月11日

パージ アナーキー

 1日だけ犯罪しほうだいというアイデアで、アメリカでスマッシュヒットになった「パージ」の続編。前作は家の中の襲撃戦でしたが、本作は町を逃亡しながら戦うスケールアップ。その分、1作目のような濃密さは薄れたような気がします。

 作品情報 2014年アメリカ映画 監督:ジェームズ・デモナコ 出演:フランク・グリロ、カーメン・イジョゴ、ザック・ギルフォード 上映時間103分 評価★★★★(五段階) 鑑賞場所:TOHOシネマズ日劇 2015年劇場鑑賞111本目 



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 【ストーリー】
 前作から1年後、殺人を含めてすべての犯罪が許されるパージの開始時間が近づいていた。ダウンタウンに住む貧しいウエイトレスのエヴァ(ゾーイ・ソウル)は、娘のエヴァ(カーメン・イジョゴ)と病気の父とアパートの一室に隠れていた。だが、病気の父が行方不明になる。

 離婚間近の夫婦、シェーン(ザック・ギルフォード)とリズ(キーリー・サンチェズ)は、パージ前に買い物を済ませようとするが、車が故障し、立ち往生してしまう。

 一方、復讐のためこの日を待ちわびていた男レオ(フランク・グリロ)は、完全武装で町へ飛び出そうとしていた。人種も生い立ちも全く異なる彼らが、パージから生き延びるため、一緒に行動することになる。

 【感想】
 続編とはいえ、前作をみなくてもOK。前作の登場人物が1人、ワンシーンだけ出ていますが、気がつかなくてもさして影響はありません。話としては、町全体での逃亡劇に加えて、パージの政治的陰謀で話しを広げてしまった感があり、個人的にはホラー要素もあった前作のほうが好みです。

 特に政治的な陰謀部分については、今の拝金主義のアメリカを皮肉りたいのかもしれませんが、とってつけたような感じは否めません。前作のように、そこらへんのボンボンが、獣性を解放しているほうが不気味感はありました。金持ちが貧乏人を狩るというマンハンティングも、昔からある話ですしね。

 ただし、集団で逃亡するなか、だれが助かり、だれが襲われるのかというのが、最後まで、この手の映画の法則を無視した感じになっているのがエンタメ作品としては面白い。前作のヒットのせいか、武装度や襲撃シーンもアップしており、装甲車、重機関銃、火炎放射器などの派手な武器も登場しています。アクションシーンはなかなかのものでした。

 出演者は前作より地味になりましたが、レオが寡黙な正義のヒーローになりすぎていて、すっきりしているものの、前作のような主役すら正義に葛藤する混沌さはみてみたかったかも。3作目がレオ主演で作られるというのは、ちょっとがっかりかな。ザック・ギルフォードとキーリー・サンチェズは実生活でも夫婦だそうで、何で離婚間近な役柄を引き受けたのか、ゴシップ的に興味がわく部分もあります。
posted by 映画好きパパ at 01:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2015年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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