作品情報 2015年日本映画 監督:園子温 出演:染谷将太、池田エライザ、真野恵里菜 上映時間114分 評価★★(五段階) 鑑賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 2015年劇場鑑賞130本目
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【ストーリー】
愛知・豊橋の童貞高校生、嘉郎(染谷将太)は、いつかは運命の女性と出会うのが夢だった。東京からきた転校生の美少女、紗英(真野恵里菜)こそが、自分の運命の人と信じてならず、妄想する毎日を暮らしていた。
そのころ、謎の宇宙光線が降り注ぎ、豊橋にエスパーが続々と誕生、嘉郎と幼なじみの美由紀(池田エライザ)にはテレパシー能力が生じた。紗英の父、浅見教授(安田顕)は超能力を悪用するエスパーから故郷を守るよう嘉郎らを集めてエスパー軍団を結成する。だが、そのころ人類を狙う魔の手が…
【感想】
テレビ版と主要キャストは一緒ですが、テレビ版の話はなかったことになっており、いわばパラレルワールドのような感じでしょうか。最大の売りだった美由紀役の夏帆は降板し、池田エライザになってしましました。過激なパンチラをいやがったとも、「海街diary」と撮影が重なったなど、ネットにはいろんな説が飛び交っていますが、正直、夏帆と真野はタイプの違う容姿だったのに、池田は真野同様、今風のちゃらいお姉ちゃんなので、インパクトに欠けてしまいました。
内容も、劇場版ならヌードでもあるのかと思いきや、中学生の妄想というか、水着や下着のオンパレードでとまっていて、なんともぬるいうえ、ストーリーもあまりにもばかばかしく、やはり、2時間弱でまとめるというのは困難でした。豊橋の町で全面的なロケをしたためか、ゆるキャラや名所紹介もくどかった。
ドラマ版と違うのはグラドルたちがたくさんでてきたことですが、これも、たいして演技のうまくない彼女たちの水着姿を見せられても、それこそ、深夜ドラマのノリでしかなく、劇場版にする意味が分からない。ストーリーも、終盤のあまりの御都合主義にはあぜんとしました。豊橋は同じ年の女性しかいないんかい。
染谷は売れっ子になってもこんなばかばかしい役をやるのはうれしいし、真野も、もはやパンチラ女優という刷り込みがされそうなくらいがんばっているのですが、作品そのものが破綻しているからなあ。まあ、思春期の男の子がみれば、興奮するのかもしれませんけど。
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わたしも連ドラ派です。映画版にはがっかりしました。
なんで映画にしちゃったんでしょうねえ。。。
コメントありがとうございます。