2015年12月31日

レインツリーの国

 「感音性難聴」という障害をもつ女性とのラブストーリーで、それなりに楽しめるのだけど、脇役が類型的とか、感動させるために無理矢理な展開も鼻につきました。キネマ旬報で酷評されるのもわかるかな。

作品情報 2015年日本映画 監督:三宅喜重 出演:玉森裕太、西内まりや、森カンナ 上映時間:108分 評価★★★★(五段階) 鑑賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 2015年劇場鑑賞195本目 



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 【ストーリー】
 大阪出身で東京の会社に就職した伸行(玉森裕太)は高校時代に好きだった本「フェアリーゲーム」のことを検索していて「レインツリーの国」というホームページを見つける。ひとみ(西内まりや)という管理人の「フェアリーゲーム」の感想文に感激した伸行は、彼女に思わずメールを送る。

 何度かやりとりしているうちに、2人は会ってみることになった。だが、初デートはなにかしっくりこない。エレベーターで重量オーバーを知らせるブザーがなっても平然としているひとみに怒った伸行は、彼女が「感音性難聴」という高音を聞き取れない障害を持っていることを知り、動揺する。

 【感想】
 障害者とのピュアなラブストーリーという王道を外していないし、伸行がきまじめすぎて恋愛下手という設定なので、なかなかうまくいかないやきもき感はうまくでています。また、玉森、西内のよく言えばフレッシュなところが、ナチュラルさをだしているのも良かった。

 ただ、ひとみの同僚社員の意地悪ぶりや、ぶつかって逆ギレするバカップルなど、彼女の大変さを強調したいのだろうけど、伸行以外はみんな意地悪というのはちょっとやりすぎでは。特に、襲われたひとみをあざ笑う同僚女性の存在はひいてしまいました。

 また、映画だからしょうがないとはいえ、玉森が恋愛で奥手とか、障害をもっていても西内が全然持てないとか、ルックスからみてちょっと信じられないキャスティングなんですけど。また、ラストは感動させたいのが分かりますが、一体、なんでそんなことができるのか、脚本か編集はもう一工夫すべきでしょう。

 脇役では、伸行の両親役に大杉漣、高畑淳子、ひとみの両親役に矢島健一、麻生祐未とベテランをそろえて、家族とのかかわりもしっかり描いているのが、恋愛映画として珍しく、地に足がついたものになっています。それだけに、ラストに一工夫がほしかったなあ。



posted by 映画好きパパ at 08:03 | Comment(0) | TrackBack(3) | 2015年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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