2016年01月20日

ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年

 娘が大好きで、日曜の夜はかかさず見ています。その劇場版とあり見てきました。最初は休日に見に行こうとしたら、周りは子供だらけで断念。休みをとって平日朝、見に行きました(この映画だけでなく1日中、映画館にいました)。正直、テレビのスペシャルでも十分かな。でも、子供には見せたいかも。

 作品情報 2015年日本映画(アニメ) 監督:高木淳 声の出演:TARAKO、島田敏、中川大志 上映時間:119分 評価★★★★(五段階) 鑑賞場所:TOHOシネマズ川崎 2016年劇場鑑賞12本目



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 【ストーリー】
 花輪くん(声・菊池正美)のところに、世界各国の小学生6人が、短期間のホームステイにやってきた。日本の実情を知ってもらおうと、まる子(TARAKO)たちクラスメートの家に分散して泊まることになる。

 まる子の家にやってきたのはイタリアから来た少年アンドレア(中川大志)だった。なぜか「まる子が好き」といって、まる子にまとわりつく。実は、彼の祖父マルコは日本に暮らしたこともあったが、半年前亡くなった。その大好きな祖父と同じ名前のまる子に関心をもったのだ。まる子たちはアンドレアの祖父の思い出を探そうと、大阪へ行く。

 【感想】
 23年ぶりの映画化となる「ちびまる子ちゃん」も、ドラえもん同様、映画バージョンになったら感動メインになって、シニカルな笑いが足りなくなってしまったのはちょっと残念。キートン山田のナレーション不足でした。さらに、丸尾君(飛田展男)の扱いが、テレビ版にもまして救いがなかったのもちょっと引っかかりました。また、日本文化万歳が強い反面、各国の文化との対等な交流といったところが少なかった気がします。

 それでも、素直にみれば泣かせどころを抑えています。特に最初はうざく思っていたまる子が、アンドレアの祖父を思う心に触れて、一緒に祖父の思い出を探し回ろうと必死になるシーンは、友達のために尽くす行為の美しさをストレートに打ち出し、多感な少年少女がみれば、好影響を与えるでしょう。

 また、テレビではギャグメーカーのまる子の祖父、友蔵(島田敏)が大活躍。かつてこれほどまでに頼りがいのある友蔵は見たことがありません。子供にとって、しっかりと見守ってくれる大人の存在がいかに大きいかを感じました。

 映画だけあって、清水を飛び出し、京都、大阪、東京も出てきます。これまたメインターゲットの子供たちに各地の名所案内も兼ねられ、親子で見るのにふさわしい作品だと思います。個人的にお気に入りの城ヶ崎さんが全然活躍しなかったのは寂しかったかも。
posted by 映画好きパパ at 07:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2016年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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