2016年03月16日

星ケ丘ワンダーランド

人気CMディレクターの柳沢翔が豪華キャストで映画初監督。淡々とした筆致で、親子のあり方とかを描いていて、雰囲気は悪くないんだけど、だから何?という感じも否めませんでした。

 作品情報 2015年日本映画 監督:柳沢翔 出演:中村倫也、佐々木希、木村佳乃 上映時間:117分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 2016年劇場鑑賞47本目 



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 【ストーリー】
 山の上にある寂れた遊園地「星ケ丘ワンダーランド」。麓の小さな駅で落とし物係をしている温人(中村倫也)は、幼い頃、遊園地の観覧車でけがをしてしまい、そのことがきっかけで母親の爽子(木村佳乃)が家族を捨てて、家を出てしまったことが心の傷となっていた。

 ある日、爽子が観覧車から転落死したことを知る。遺体が安置された病院にいく温人だが、爽子の今の娘の七海(佐々木希)、雄哉(菅田将暉)らが悲しみに暮れているのを見て、声を掛けられなかった。だが、ある理由から爽子の死に納得がいかない温人は、担当の大林刑事(杏)に再捜査を願い出たのだが…

 【感想】
 雪の中、父親(松重豊)との口論の末、幼い温人たちを捨てて爽子が雪の中を飛び出していく場面から、撮影に工夫したイメージあふれるシーンが続きます。また、温人が落とし物の持ち主を分かるサイコメトリーみたいな能力があることも、話を幻想的にしています。この世界に浸れる人だったら、作品を十二分に楽しめるでしょう。

 ただ、僕は今一つ入りきれませんでした。サイコメトリー的能力が、後半のほうであまりいかされていなかったり、いくつかのエピソードがあるけれど、全体としては何がいいたいのか、今一つわからない。家族のあり方を描きたいのは分かるのですが。真相もまあそんなものかという感じで、爽快感は今一つでしたし。

 母親に捨てられたことがトラウマになっている兄弟ですが、これも、頭の中で作った話という気がしてなりませんでした。でも基本的にはいい話なので、けちをつけるほうが大人げない気もしますが。

 俳優陣のなかでは、佐々木希が結構演技派女優になっていてびっくり。満島ひかりかと思った。温人との掛け合いも息が合っており、今後も映画で活躍してほしいもの。市原隼人がちょい役でしたが、久々にみられてうれしかったかも。脇役も含めて丁寧な演技がみられて、柳沢監督の演出力もしっかりしていましたし、画質もこういう話にあっていて良かったです。
posted by 映画好きパパ at 06:54 | Comment(0) | TrackBack(1) | 2016年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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