2016年03月20日

桜ノ雨

 初音ミクの動画でヒットした曲をイメージした作品で、美しい自然を背景に合唱部に打ち込む高校生達の姿を映し出していますが、なんか突き抜けたものがなかったのですよね。歌とドラマ部分もちぐはぐした気も否めませんでした。

 作品情報 2015年日本映画 監督:ウエダアツシ 出演:山本舞香、浅香航大、田畑智子 上映時間:97分 評価★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2016年劇場鑑賞51本目 



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 【ストーリー】
 静岡の海辺の小さな高校に入学した未来(山本舞香)は、合唱部主将のハル(浅香航大)が音楽室のピアノで弾いていた自作の「桜ノ雨」という曲に惹かれ、入部を決める。何事も消極的な自分を変えたいという思いもあるとともに、ハルに淡い恋心を抱いていた。

 1年後、新入生達が入ってきて、未来は指導係となった。顧問の高田(田畑智子)の退職が決まり、高田の退職とハルの引退の花道を飾ろうと音楽コンクール金賞を目指すため、合唱部は難曲を選択する。だが、未来は「桜ノ雨」こそが自分たちの歌うべき曲だと思っていた…

 【感想】
 題材は僕好みですが、調理の方法があわなかったといいましょうか。未来のキャラクターがテンプレ通りで薄いし、難病の母親配役は奥貫薫だったし(笑)。ハルもイケメンだけど内面描写はほとんどないし、副部長役の美月瑠華をはじめ、周囲も優等生すぎるし、登場人物に魅力を感じなかったというのがまず難点。

 さらに、曲への思いはわかるのだけど、合唱部だからコンクールで歌いたい歌を歌うというのは安易すぎないでしょうか。しかも、上級生は歌った経験はあるだろうけど、1年生はよく知らないだろうに。自然も単に背景にあるだけで、歌とマッチしなかったのももったいない。コーラスのシーンで、思い出のシーンがカットバックするというのはよくある手法だけど、ドラマ部分と歌がマッチしていないのが惜しかったなあ。

 とはいえ、合唱部に青春をかける純粋な姿は、おじさんからみると十分に美しい。また、演出も工夫を凝らしている部分はありました。撮影も桜並木の下の未来とか、ありがちな場面もきっちり彼女の魅力をとらえていました。

 桜ノ雨に思い入れがある人や、中高生にはみてもらいたい作品ですね。ストーリーはもちろん、山本、浅香はじめ、若い出演者のがんばりはスクリーンを通じて感じましたし、日本の高校文化の美しさに触れられるのは間違いありません。
posted by 映画好きパパ at 06:49 | Comment(0) | TrackBack(1) | 2016年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ショートレビュー「桜ノ雨・・・・・評価額1600円」
Excerpt: 誰にでも、忘れられない歌がある。 最近流行り(なのか?)の部活もの。 もちろん昔からあるカテゴリだけど、ここ1年くらいは従来のスポーツ系ではなく、なぜかステージパフォーマンスの部活がやたら目立..
Weblog: ノラネコの呑んで観るシネマ
Tracked: 2016-03-21 23:05