2016年05月22日

世界から猫が消えたなら

 予告編をみたときには、プロット、出演者、テーマ曲と期待度マックスだったのですが、実際にみてみるとしょぼーん。できが悪いわけではないのだけど、感動の押しつけみたいな感じとぶつ切りの演出が変に同居していました。

 作品情報 2016年日本映画 監督:永井聡 出演:佐藤健、宮崎あおい、原田美枝子 上映時間:103分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2016年劇場鑑賞101本目



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 【ストーリー】
 母(原田美枝子)の死に間に合わなかった時計職人の父(奥野瑛太)と疎遠になり、今は猫のキャベツと暮らしている僕(佐藤健)。平凡な生活をしていたが、ある日、脳腫瘍で余命がわずかと宣告される。

 その晩、僕と同じ顔をした悪魔(佐藤健)が現れて、取引を申し出た。世界から大切なものを1つ消すごとに、1日寿命を与えてやると。最初に消されるのは電話だった。僕は、電話が消える前に、昔の彼女(宮崎あおい)にもう一度会いたいと電話をすることにした。

 【感想】
 原作小説は未見だけど、原作者で東宝プロデューサーの川村元気がこの作品のプロデューサーだったら、どう変わったろうという気はしました。さて、難病+親子の修復+恋人との思い出+大人の友情+猫と、泣かせの要素が山ほど入っています。けれども、それが効果的につながっていませんでした。

 例えば、昔の彼女との思い出ですが、南米の話がいきなりでてくる。予告のイグアスの滝のシーンも、どんな感動的なものかと思いきや、結局、ぶつぎりのエピソードの一つなので、せっかく南米ロケしたのに、まったく心に残らない。むしろ予告編のほうが良かったのですよね。

 「生まれてきてありがとう」と赤ん坊にいうエピソードもそうで、説明的に感動させようとするのに、予告で何度もみたから、すでにお腹いっぱいに。感動的な場面になってもおかしくないのに、いかにも作劇的だったし。結局、次から次へのエピソードの羅列で一つ一つを観客の心に染み通らす時間がないのです。

 佐藤は僕と悪魔の二役をうまく演じ分けたと思いますが、何よりも猫がかわいかった。ただ、猫の出演シーンがタイトルのわりには少ないのが残念。また、映画オタクの友人(濱田岳)との友情や映画うんちくは映画ファンにとってはあこがれの関係かもしれず、満足だったのはこの部分だけだったかも。
posted by 映画好きパパ at 07:30 | Comment(0) | TrackBack(2) | 2016年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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消したくないモノ。『世界から猫が消えたなら』
Excerpt: 余命宣告された青年が悪魔と取引して世の中から一つ何かを消す事で一日の命を得る物語です。
Weblog: 水曜日のシネマ日記
Tracked: 2016-05-22 08:38

世界から猫が消えたなら★★★★.5
Excerpt: 『るろうに剣心』シリーズなどの佐藤健と『ソラニン』などの宮崎あおいが初共演を果たし、川村元気の小説を原作に描く感動のドラマ。余命宣告された主人公が、悪魔と取引して世の中から一つ何かを消すことで一日の命..
Weblog: パピとママ映画のblog
Tracked: 2016-05-22 14:53