2016年05月28日

すれ違いのダイアリーズ

 タイの美しい自然をバックに、おとぎ話のような牧歌的な話なのだけど、2つの実話を元にしているそうなのでびっくり。心癒されるラブストーリーです。

 作品情報 2014年タイ映画 監督:ニティワット・タラトーン 出演:スクリット・ウィセートケーオ、チャーマーン・ブンヤサック 上映時間:110分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:シネスイッチ銀座 2016年劇場鑑賞104本目



ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
 【ストーリー】
 水道もなく、電話もつながらないタイの奥地の湖にある小学校の分校。水上に浮かぶ小屋を使っている分校には、平日は教師と数人の児童が寝泊まりして暮らしていた。新学期、臨時教師の青年ソーン(スクリット・ウィセートケーオ)が赴任したが、教師経験もなく失敗ばかり。

 ある日、黒板の上に、彼は前任の女性教師、エーン(チャーマーン・ブンヤサック)が置いてあるのをみつける。自分と同じように孤独や教師としての悩みが書かれている日記を読むうちに、いつしか、エーンに惹かれていくようになり、会いに行くことを決意する。だが、エーンの退職理由が結婚退職だとしって…

 【感想】
 SNSや携帯でつながっているのが当たり前の現代に、こういう何もない地域を舞台にして、手書きの日記がコミュニケーション手段になり、すれ違いで余計に思いが募るというのは、非常に新鮮です。相手をみたことがなくても、日記を読めば人柄は想像できるだろうし。ただ、美人美男でないと、ストーカー扱いされるのでは、と余計な心配もしちゃいました。

 また、山村の子供たちも純朴で、素直でかわいらしい。しかし、都会の子供たちとの学力も経済力も圧倒的な差がついていることが見え隠れします。そのため、最初はあせっていたエーンは、家業の漁師になりたいという子供たちに、都会で進学するよう勧めますが、でも、幸せの青い鳥でないですが、幸せは身近なところにあって、自分が幸せだと思えばそれで人生は満足だということは、きれい事かもしれませんが、都会で生きているこちらの心をうちます。

 分校の授業もワイルドで、授業中、教室に毒蛇が入ってきて大騒ぎするどころか、水死体が流れ着いたり、台風で校舎ごと吹き飛ばされそうになったり、サバイバルキャンプみたい。しかも、寝泊まりも食事も一緒で、こういう濃密な人間関係というのは、恐らくバンコクなどの都会化している人々にもノスタルジアを感じさせ、タイで大ヒットしたのでしょう。汽車を見たことのない子供のために、ソーンが工夫した授業方法は型破りですが、こうした子供思いの先生が日本にもいればいいのに、とつくづく思いました。

 主演2人は初めてみます。スクリット・ウィセートケーオは短髪もあり、恰好いいと言うよりも、やんちゃで子供たちにすかれるのも分かるお兄さんという感じ。ヒロインのチャーマーン・ブンヤサックは美人ですが、ちょっと年の差があるのではという気もしました。でも、こういう美男美女のラブストーリーは楽しいですよね。
posted by 映画好きパパ at 06:18 | Comment(0) | TrackBack(3) | 2016年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/438348243

この記事へのトラックバック

すれ違いのダイアリーズ
Excerpt: 2012年、体育教師になろうと採用試験を受けた青年ソーンが派遣されたのは、山奥の水上小学校。 電気も水道もなく携帯電話も繋がらない不便な毎日で、週末しか町に戻れず恋人との関係は最悪、学年もバラバラな子..
Weblog: 象のロケット
Tracked: 2016-05-28 16:10

すれ違いのダイアリーズ
Excerpt:  『すれ違いのダイアリーズ』を新宿シネマカリテで見ました。 (1)久しぶりのタイ映画ということで映画館に行ってみました。  本作(注1)の初めの方では、ある小学校の校庭で、青年ソーン(注2)が子ど..
Weblog: 映画的・絵画的・音楽的
Tracked: 2016-06-08 20:44

すれ違いのダイアリーズ
Excerpt: タイの小さな水上学校を舞台に教育と人生に悩む先生たちの姿を描いた優しいラブストーリーです。 予告編を観て、遠く離れた教師同士が1冊の日記を通してお互いを知らない間に恋に落ちるって 何だか素敵だなあと気..
Weblog: とりあえず、コメントです
Tracked: 2016-06-10 00:23