作品情報 2016年アメリカ映画 監督:ティム・ミラー 出演:ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、エド・スクライン 上映時間:108分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ新宿 2016年劇場鑑賞110本目
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【ストーリー】
特殊部隊出身の凄腕で、今は町のヒーロー気取りで小悪党を脅して小金をもうけているウェイド(ライアン・レイノルズ)。恋人のヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)との結婚も決まり、人生最高の幸せだったが、末期がんであることが判明する。
落ち込む彼のもとに、フランシス(エド・スクライン)率いる謎の組織が接触して、自分たちならガンを治療した上、スーパーヒーローの能力を与えられると持ちかける。ヴァネッサのためにも協力を了承したウェイドだが、実は組織は彼をミュータント化して、兵器として売り飛ばす計画だった。さらに、実験の副作用で、全身がただれる恐ろしい外見になる。何とか組織を脱出したウェイドは、組織への復讐と、元の自分に戻る治療のために、真っ赤なコスチュームをつけた「デッドプール」として、戦い続ける。
【感想】
スーパーヒーローでないので、敵は情け容赦なく殺害していきます。ちょっとそれは痛すぎだろうというような拷問まで。それに饒舌なジョークが入り、それこそ「ライアン・レイノルズの演技が下手」とか、観客に対してしゃべったりするなど、メタ的なものがおおい。さらに、ちょっと下ネタも入っています。
X−MENのスピンオフなので、シリーズでおなじみのミュータント屋敷がでていますが、劇中で本人いわく「予算の関係で多くのミュータントはでられない」ように、ミュータントは2人、それもコロッサス(ステファン・カピチッチ)とネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブランド)というマイナーな方々しかでてきません。まあ、ウルバリンは思わぬ形で言及されましたが。
アクションも、デッドプールはミュータントととはいえ能力は不死であり、攻撃面は普通の人間の力が強化されただけなので、それほど派手ではなく、ジョークもどこで笑っていいのかとまどうこともあり、そんなにのれませんでした。キティちゃんグッズがでてきたところは笑えましたけど。(デッドプールはキティちゃんファンで、公式ツイッターもキティちゃんをフォローしている)
ライアン・レイノルズは、アメリカでも評判のイケメンなのに、大半はコスチュームのマスクか特殊メイクの恐ろしい顔になってます。それでも、かつて主役だった「グリーンランタン」が大コケしたので、本作のヒットはうれしいでしょう。共演はあまりメジャーな人はいなかったですが、次回作ではとんでもないゲストがでるかもしれませんね。エンディングロールのあともワンシーンありますので、お見逃しなく
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ヒュー・ジャックマンのお面が出るとは、サプライズでしたよ。