2016年07月07日

ふきげんな過去

 小泉今日子と二階堂ふみという主演女優といい、ストーリーといい、どこか演劇っぽいなと思ったら監督の前田司郎は劇作家なんですね。普通の映画と違う独特の間合いは好みが分かれるでしょう。

 作品情報 2015年日本映画 監督:前田司郎 出演:小泉今日子、二階堂ふみ、高良健吾 上映時間:120分 評価★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマズ板橋 2016年劇場鑑賞139本目 



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 【ストーリー】
 北品川の小さな食堂で、女子高生の果子(二階堂ふみ)は退屈な日常にいつも不機嫌な顔をしていた。暑い夏の日、死んだはずの伯母・未来子(小泉今日子)が突然現れた。驚き喜ぶ家族とは裏腹に、果子は自分の部屋で伯母と同居することに反発する。

 未来子はかつて爆弾事件を起こして、今は戸籍も無い状態。怪しげな若い男・康則(高良健吾)とともに、町に戻ってきたのだ。未来子に反発しながらも、次第に彼女のぺースに巻き込まれていく果子は…

 【感想】
 予告編をみたときは、「異人たちの夏」のように死んだ人が幽霊になって現れたのかと思いました。夏の下町が舞台だし。ただ、今作では爆弾事件で死んだはずという、なんか昭和40年代のような話で、肩すかし。そのくせ、康則をはじめ、爆弾をめぐる話はふわふわと現実離れしているのです。

 ストーリーをおうような作品ではなく、とにかく、サブカルっぽい会話、演出が続きます。小泉、二階堂をはじめ、芸達者な一家の面々の表情とか、すっとぼけた会話、小ネタを楽しめばいいのでしょうが、ちょっと平板で、眠気と戦うのに苦労しました。

 結局、小泉も二階堂もうまいのだけど、世間が期待する「小泉今日子の役」「二階堂ふみの役」通りで、新鮮味がなかったのですね。もっとあまちゃんのような有機的な反応があるのかと期待したのですが。

 果子は人生に退屈しているけど、それをそのままに見せるのだったら、こちらのほうも退屈が感染してしまう。小劇場好きの人とかはいいのかなあ。なんか、もうひと味ほしかった気がします。
posted by 映画好きパパ at 06:50 | Comment(0) | TrackBack(6) | 2016年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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