2016年07月08日

嫌な女

 黒木瞳初監督作品ということで、導入の子供時代のシーンはアップテンポなBGMもあいまり、期待を抱かせたけど、どんどん尻すぼみ。全体的に印象的なショットが少なく、優等生的な絵作りだったからかもしれません。

 作品情報 2016年日本映画 監督:黒木瞳 出演:吉田羊、木村佳乃、ラサール石井 上映時間:105分 評価★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマズ板橋 2016年劇場鑑賞140本目 



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 【ストーリー】
 まじめだが、人付き合いが苦手で私生活でも離婚寸前の弁護士・徹子(吉田羊)の前に、幼い頃からわがままで苦手だった従姉妹の夏子(木村佳乃)が現れた。婚約破棄で慰謝料を請求されており、何とかしてほしいというのだ。断ろうとする徹子だが、弁護士事務所長の荻原(ラサール石井)から、弁護活動をやるように命じられる。

 これをきっかけに次々と夏子が起こしたトラブルの尻ぬぐいを押しつけられ、嫌々ながら弁護活動をする徹子。だが、徹子は弁護活動をしているうちに、人間らしい感情が戻ってきたのにとまどっていく…

 【感想】
 幼い夏子が徹子の浴衣をびりびりに破くシーンから始まり、アップテンポなBGMもあいまり、導入部に引き寄せられました。しかし、その後は、徹子のあまりの根暗さ、きまじめさにこちらのテンションもいっきに落ちます。

 一方、夏子は自分の本能の赴くまま動いており、木村のオーバーアクトもあって、見ていて疲れます。その対比を黒木監督は狙ったのでしょうが、途中から、泣かせも入ってしまい、あまり効果的でなかった気がしまいます。人情ものにしないで、迷惑に振り切れたほうが、ユニークな作品になったのではないでしょうか。

 迷惑をかけても人の心に入り込んでしまう夏子も、単に騒々しいだけの印象もあり、せっかく木村が演じているのだから、五月蠅いときと静かなときのギャップをみせてほしかった気がします。まあ、人情話が好きだったら良いのかもしれません。また、徹子の成長も、ぎゃくにいうと、この年で弁護士になるまで成長しなかったというのは、ちょっといかがなものかという気も。

 竹中直人、田中麗奈、佐々木希など、黒木監督の関係か、脇役、カメオが妙に豪華でした。佐々木のウエディングドレス姿は眼福でした。こういう人がお嫁さんになればうれしいですよね。
posted by 映画好きパパ at 07:05 | Comment(0) | TrackBack(4) | 2016年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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