作品情報 2015年日本映画 監督:豊島圭介 出演:野村周平、賀来賢人、麻生久美子 上映時間:103分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 2016年劇場鑑賞157本目
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【ストーリー】
夏休み、脳天気な大学生・清高(野村周平)は、告白してきた松田さん(岸井ゆきの)を振るものの、あまりの脳天気ぶりに松田さんも毒気を抜かれるほど。帰り道、自転車を運転していた清高は、ヤクザの車にひかれてしまう。
運転していた轟木(賀来賢人)は、偶然にも清高の同級生だった。けがひとつない清高は、組長(光石研)のはからいで、無免許だった轟木とともに、運転免許をとるために教習所に通うことになる。そこは未公認で家族がやっている森山中教習所だった。美人の教官サキ(麻生久美子)に恋心を抱いた清高だったが…
【感想】
原作漫画は未見。一見、インテリ風の轟木がヤクザの下っ端っというところが突っ込みどころで、清高と友情を深めていく青春映画なんですが、しょせんヤクザはヤクザ。中盤までは暴力シーンが、それまでのゆるーいテンポをかき乱すみたいで、なんか苛ただせるのですね。
また、清高の天然ぶりもあきれるほど。ただ、なぜかたまに飯を食う松田さんの突っ込みや、清高のどこにでもありそうな両親との確執などがアクセントとなり、天然だけど、いろいろ物事を考えている清高を、次第に応援したくなります。
終盤は、夏の終わりを感じさせる見事な着地を決めていきます。免許をとって車で自由に行ける人、免許をとることが不自由な人生になってしまう人。「ブルックリン」ではないのですが、人間の生き方の不自由さ、選択の重要さというものを感じさせられました。ラストは青春映画として秀逸だと思います。
野村と賀来って、演技派というイメージはあまりなかったのですが、等身大の青年と、いかにも役作りのチンピラということで、2人の演技はうまくはまっていました。また、岸井のすごい美人ではないけど存在感があるという役はなかなかおいしい。ただ、麻生があまりにも彼女らしい役で、そつなくこなしているだけだったのがもったいなかったですね。
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