作品情報 2016年アメリカ映画 監督:デヴィッド・エアー 出演:ウィル・スミス、ジャレッド・レトー、マーゴット・ロビー 上映時間:123分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 2016年劇場鑑賞211本目
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【ストーリー】
スーパーマン亡き後の世界。アメリカ政府は超人メタ・ヒューマンの脅威への対策を考え、政府高官のアマンダ・ウォラー(ヴィオラ・デイヴィス)の発案で、超人的な能力を持つがバットマンらによって捕まった服役中の悪人達による最強の特殊部隊“スーサイド・スクワッド”を創設する。
メンバーは百発百中の暗殺者、デッド・ショット(ウィル・スミス)、ジョーカー(ジャレッド・レトー)の恋人のハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)ら。米軍最強のフラッグ大佐(ジョエル・キナマン)によって率いられた部隊は、世界を破滅しようとたくらむ、太古から蘇った悪の女王エンチャントレス(カーラ・デルヴィーニュ)に挑む。しかし、エンチャントレンスはフラッグ大佐の恋人のムーン博士の体を乗っ取っていたのだった…
【感想】
ネタバレの感想になります。
なんかこの手のストーリーって食傷気味。太古から蘇った神のような敵と超人達が戦うというのは「X MEN アポカリプス」で見たばかりだし、味方の超人と巨大な敵が戦うというのは「ファンタスティック・フォー」とかもそうだし、都市の破壊シーンも、昔の「インデペンデンス・デイ」のころはびっくりしたけど、最近はどれも似たようなシーンばかりだし。
さらに、同系のシリーズと比べても、今作は敵がしょぼすぎる。基本的にラストのファイトまでは、ゾンビのようなザコ敵をひたすら倒すだけ。中ボスクラスの戦いもないし、なんかゲームのようにしか感じません。特にメンバーの中で超能力を持つ炎をはなつディアブロ(ジェイ・ヘルナンデス)だけが異常に強く、あとのメンバーはほとんど役に立っていないような。「バットマン vs スーパーマン」もそうだけど、人間でずばぬけた才能を持つ人と、超人的なパワーを持っている人が一緒になったら、いくらずばぬけた才能を持った人間でも、全然役に立たないでしょ。
しかも、ラスボスの倒し方がしょぼいというか、ああいうのでやっつけられるのだったら、シン・ゴジラでないけど、核ミサイルでも撃ち込めば解決しちゃうとおもうのだけど…。また、とってつけたようなハッピーエンドとかもいかにもハリウッドふうで、ごちそうさま。
それでも、ハーレクインを演じたマーゴット・ロビーのハチャメチャなコスチュームとキャラクターは印象に残るので、彼女とジョーカーのスピンオフとかも作られるのかな。まあ、今回はTOHOシネマズのフリーパスポートの無料券で見られたのだけど、やはりアメコミシリーズは個人的にはそういう機会でないと見る気がしないなあ。
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