2017年01月09日

聖杯たちの騎士

 巨匠・テレンス・マリックが、やりたいことを突き詰めた作品。劇映画ではなく、「映像を使った詩」という違うジャンルだと考えるべきでしょう。エマニュエル・ルベツキの独創的な撮影に、豪華キャストの美男美女ぶりとセクシーさにはひかれましたが、僕は詩に興味がないので、眠気と戦っていました。観る人を選ぶ作品で、僕は選ばれなかった感じです。

 作品情報 2015年アメリカ映画 監督:テレンス・マリック 出演:クリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、ナタリー・ポートマン 上映時間:118分 評価★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2017年劇場鑑賞3本目



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 【ストーリー】
 ハリウッドの脚本家リック(クリスチャン・ベイル)は、6人の美女と出会い、別れる。

 【感想】
 ストーリーはあってなきがごとし。リックがいろんな美女と出会って、時には深い関係になり、時には浅い関係のまま別れていく。それも、細切れの映像を、ルベツキが手持ちカメラでぶれぶれの映像でとるのだから、もう大変。まさに、理解しないで感じろでした。

 女性の象徴であろう海が何度も出てきて、そのたびに浜辺で違う遊び方をしていたり、日本の庭園がロスにあるのかと思ったり、ところどころで、ぶつ切りな印象を持ちましたが、トータルでみると、よくわかんなかったけど、きれいなお姉ちゃんがいっぱいでてきたから、まあいいか、という中学生並みの感想しかありません。

 一応、公式サイトのストーリーにみると、家族(父や兄弟)との関係がうまくいかず、自らの人生を見つめ直し、家族の絆を取り戻そうと奔走するとありますが、奔走していたとはとても思えず。ただただ、流されていく人生を、みせられているようでした。

 豪華女優の共演に、ナレーションがベン・キングズレー、BGMもクラシックを効果的に多様していることもあり、なにやら分からない高級感は出ています。
posted by 映画好きパパ at 06:51 | Comment(0) | TrackBack(1) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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聖杯たちの騎士 ★★★
Excerpt: 寡作ながらも世界が注目する巨匠、テレンス・マリック監督による人間ドラマ。成功を手にしたものの心にむなしさを抱える脚本家が、6人の女性たちとの出会いを通じ、自らの過去と向き合うさまを描く。自分の進むべき..
Weblog: パピとママ映画のblog
Tracked: 2017-01-09 17:30