2017年01月30日

キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち

 韓国の有名な義賊伝説をもとにしていますが、僕は初めて知る話ばかり。単純な勧善懲悪として楽しめました。ただ、深みはない感じです。

 作品情報 2016年韓国映画 監督:パク・デミン 出演:ユ・スンホ、コ・チャンソク、チョ・ジェヒョン 上映時間:121分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2017年劇場鑑賞14本目



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 【ストーリー】
 17世紀の朝鮮。王(ヨン・ウジン)をもしのぐ権力者のソン(チョ・ジェヒョン)は、領民を清に奴隷として売り飛ばし私腹を肥やしていた。美男子のキム・ソンダル(ユ・スンホ)、太った中年男のボウォン(コ・チャンソク)、そして少年キョン(シウミン)は、命がけで清の奴隷から脱走して朝鮮に戻る。

 数年後、ソンダルとボウォンは変装術を駆使して、金持ちから金品を騙し取る詐欺師として国中を騒がせていた。しかし、ソンの隠し金を知らずに奪ってしまう。怒ったソンは残酷非道な政策で民衆を苦しめる。ソンダルたちは、ソンを懲らしめようと、国を流れる大河を高値で売りつけようと、奇想天外な作戦を練る。

 【感想】
 ソンダル自身が、「楽しまなくちゃ」といっているように、詐欺の方法は笑えるものばかり。ニワトリに黄色い顔料を塗って鳳凰と偽るのは、伝説にもあるようですが、そのほか、王様に変装して王宮の金塊を奪ったり、女装して、結婚詐欺を働いたりと縦横無尽。

 これに対して、ソンは典型的な悪大臣。王をもないがしろにして、ひたすら権力の追及にあけくれます。損を穴埋めするために百姓を惨殺して土地を奪ったのに、ソンダルたちからは普通に商取引をしようとします。大河を奪って自分のものにすればよいのにと思ったのですが、ソンダルが上流階級の恰好をして、科挙の受験者となのったため、非合法な手段はとれなかったのでしょうかね。当時の朝鮮の身分制社会というのが分からないところもありました。

 最初は余裕をもって詐欺行為を働いていたソンダルたちも、ソンの手によって途中で痛い目にあいます。そこが泣かせどころであり、ソンダルの心に火をつけました。でも、あくまでも知恵の勝負にこだわったのが義賊たるゆえんでしょうか。アクションは結構ありますが、血を流すのはきらいで、直接的には人を殺めないことにこだわっているのも、韓国で幅広い年齢層に受け入れられたところかも。もっとも、ソンダルがソンを騙さなければ、百姓たちも土地を守れたと、突っ込みたくなりましたが。

 主演陣は良くも悪くも手堅い演技で、楽しめる反面、驚かせるところはすくない。ヒロインのキョヨン役のソ・イェジが、童顔の反面、声が低いのにはちょっと意外なくらい。予告編でもある大河のSFXもはまっており、入場料分は楽しめる作品でした。
posted by 映画好きパパ at 07:12 | Comment(0) | TrackBack(2) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Weblog: 気ままな映画生活 −適当なコメントですが、よければどうぞ!−
Tracked: 2017-01-31 08:11

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