2017年02月02日

天使にショパンの歌声を

 1960年代のカナダを舞台に、経営難から閉鎖されそうになった寄宿学校を音楽で救おうとする話ですが、ちょっときまじめ過ぎ。美しいピアノは良かったのですが、盛り上げに欠けたのがなあ。

 作品情報 2015年カナダ映画 監督:レア・プール 出演:セリーヌ・ボニアー、リザンドル・メナール、ディアヌ・ラヴァレ 上映時間:103分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 2017年劇場鑑賞17本目



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 【ストーリー】
 カナダ・ケベックの寄宿学校。カトリックの修道院が経営する学校は校長のオーギュスティーヌ(セリーヌ・ボニアー)の方針で、音楽教育に力を入れていた。だが、世界的に宗教教育が抑制され、経費も減る中、修道院は廃校の方針を決める。

 そんなおり、オーギュスティーヌの姪で、問題児だがピアノの才能が傑出したアリス(リザンドル・メナール)が転校してくる。学校を存続させたいオーギュスティーヌは、生徒による音楽イベントで、世論の関心をひこうと決意するのだが。

 【感想】
 当時のカナダで、キリスト教改革がどんなものだったのかがピンと来ないというのがありますが、宗教教育と音楽というのではなく、経費削減ばかりが注目されるのはちょっと首を捻りました。そもそもキリスト教の教会は合唱団をはじめ、音楽教育との親和性が高いと思ったのですが。

 また、アリスの心の中の葛藤というのがあまり伝わってこず、素直にいい子じゃんと思えてしまうのも、物語の起伏という意味ではマイナス。今の感覚からすると、一方的に厳しいミッションスクールの校則に反抗するのも、むべなるかなという感じです。だから、アリスの協力やクライマックスのカタルシスというのがそれほど強くないのですよね。また、友人達の描き方もあっさりしすぎ。

 とはいえ、人生のなかでもっとも輝いている高校時代のまぶしさというのが、生徒的をみて感じられたので、それは良かったかな。女子校特有のきらめきというのは、僕には実感がないけれど、こういう青春を送るというのは楽しいだろうな。

 ピアノの名曲の数々は聞いていて心を癒されるし、教員も生徒も主要メンバーはキャラがでており、悪い作品ではありません。それだけに、あともう少し盛り上げてれば名作になったろうにという気がしました。
posted by 映画好きパパ at 07:18 | Comment(0) | TrackBack(1) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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