2017年04月04日

ひるね姫〜知らないワタシの物語

 美少女、メカ、異世界の冒険、東京オリンピック、豪華キャストと売れそうな要素をてんこ盛りにしたのに、なにかちぐはぐで物語の世界に入り込めず。もったいない作品でした。

 作品情報 2017年日本映画 アニメ 監督:神山健治 声の出演:高畑充希、江口洋介、高橋英樹 上映時間:110分 評価★★★(五段階) 観賞場所:チネチッタ川崎 2017年劇場鑑賞58本目



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 【ストーリー】
 2020年、東京五輪開催まで間近になったころ、岡山の田舎にすむ女子高生のココネ(声・高畑充希)は母を幼いころ亡くし、無愛想な自動車修理工の父モモタロー(江口洋介)と2人暮らし。最近やたらと眠たくなるココネは、いつも巨大な化け物が異世界の王国に攻めてきて、ロボットで防戦する夢をみていた。

 一方、現実世界でモモタローが警察に突然逮捕されてしまう。さらに、母の遺品を狙って、ヒゲ面の悪党ワタナベ(古田新太)と手下がココネの家を襲撃してきた。ワタナベの顔が、夢にでてきた王国の悪党そっくりだと気付いたココネは、幼馴染みのモリオ(満島真之介)とともに、父の無実をはらすために東京へ向かう。

 【感想】
 キャラクターは単体としては魅力的だったのですが、物語トータルとしてみるとパンチが弱い。一番大きな欠点は、夢のなかにでてくる怪物が現実とリンクしていないことです。怪物は王国を破壊し、圧倒的な強さを見せます。これに対比する現実のものが何なのか。世間の評価とか会社のなかの権力争いとしたならば、あまりにもちゃちすぎる。

 結局、夢では大冒険ファンタジーで、それを現実に反映するときとの落差が激しすぎるのですよね。だから、夢で巨大ロボットがでて、パシフィック・リムばりに大活劇をするのに、現実のできごとはなんだこりゃとなってしまいます。

 また、自動運転が大きな要素を占めていますけど、アメリカに比べて日本の技術が後れているのは周知の事実。さらに、ココネが女子高生であることを考えると、日進月歩の時代にそんな古い技術が必要なのかと、思わず突っ込みたくなります。

 亡き母のココネへの愛情を訴えたいのだろうし、夢のなかではそこがうまくいっていただけに、現実とのリンクがおしいなあ。さらに、夢が荒唐無稽なだけに、現実での登場人物の行動はもっとリアリティをもたせればいいのにという思いはしきりにありました。

 高畑の声は案外アニメにあっており、古田の悪役、江口のかもくな父親役もぴったり。また、マスコットというべきぬいぐるみは、声優の釘宮理恵があてており、このへんのキャスティングもよかったです。キャラデザ、メカニックデザインもよかったので、本当に脚本と現実と夢のテンポ、分配が悪い演出をもうちょっと工夫してほしかったかも。
posted by 映画好きパパ at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(3) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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