2017年05月09日

スイート17モンスター

 コミュ障の女子高生の痛い青春を描いたコメディーで結構、つぼにはまるのだけど、ヘイリー・スタインフェルドぐらい美人だったら、何をやっても許されるような気がします…

 作品情報 2016年アメリカ映画 監督:ケリー・フレモン・クレイグ 出演:ヘイリー・スタインフェルド、ヘイリー・ルー・リチャードソン、ウディ・ハレルソン 上映時間:104分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:新宿シネマカリテ 2017年劇場鑑賞75本目  



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 【ストーリー】
 他人とうまくコミュニケーションのとれない女子高生のネイディーン(ヘイリー・スタインフェルド)は、できのよい兄ダリアン(ブレイク・ジェナー)と幼い頃から比較され続けて性格がねじまがった。味方だった父親も早世してしまい、母のモナ(キーラ・セジウィック)とはけんかばかり。

 ところが幼馴染みでたった一人の親友クリスタ(ヘイリー・ルー・リチャードソン)が、よりによってダリアンと恋に落ちてしまう。なぜか、やる気があるのかわからないヤクザのような社会科教師ブルーナー(ウディ・ハレルソン)に悩みを打ち明ける羽目になるのだが。

 【感想】
 青春の恥ずかしい思い出が怒濤のように押し寄せるなか、ネイディーンの懸命にもがく様子は見ているこちらもキュンキュンさせます。特にできの良い兄弟を持った人や、友達が少ない人にとっては、あるあると思い当たることの連続です。パーティーでボッチになるなんて、僕みたいにおじさんになっても哀しいからなあ。

 でも、客観的にみると、ネイディーンの青春はそんなに悪くない。家族に対してきつく当たっているのはネイディーンのほうだし、親友のクリスタだけでなく、奥手で東洋系の同級生アーウィン(ヘイデン・セットー)からは好意を寄せられているし。困ったときには頼れる教師もいるわけだし。見方さえかえれば、幸せな高校生活があるのに、自分が不幸だと思うと、周りが見えなくなるんですよね。

 ネイディーンがいくらモンスターになっても、見放さない周りはうらやましい限り。そして、青春映画らしく最後は成長する登場人物たちもみていて気持ちがいい。ものすごい恥ずかしい失敗をしても、周りの支えがあればへっちゃらというのがわかります。もっとも、恋に恋する年ごろといえども、やってはいけないことがあるでしょうに。

 子役時代から活躍しつづけるヘイリー・スタインフェルドは、等身大の年齢をしっかりと演じて、みているこちらは保護者のような気分を味あわせてくれます。一方、強面の役が多いウッディ・ハレルソンが、こんなに教師役が似合うなんて思っても見なかった。

 洋の東西は違うとはいえ、青春の痛さとすっぱさ、そして素晴らしさをかみしめさせてくれる佳作でした。
posted by 映画好きパパ at 06:54 | Comment(0) | TrackBack(2) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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「スウィート17モンスター」
Excerpt: ほとんどの17歳はイケてない。 H.スタインフェルドを初めて認識したのは「ピッチパーフェクト2」を観たとき。当時は記事にも書いたが、作中での必要以上の押しが不自然に感じられてあまり良い印象がなかっ..
Weblog: Con Gas, Sin Hielo
Tracked: 2017-05-13 02:15

スウィート17モンスター ★★★
Excerpt: 「トゥルー・グリット」「ベアリー・リーサル」のヘイリー・スタインフェルドが、ままならない日常に空回りしてしまう痛々しくも愛すべき女子高生を好演し、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされるなど..
Weblog: パピとママ映画のblog
Tracked: 2017-05-16 22:05