作品情報 2017年アメリカ映画 監督:M・ナイト・シャマラン 出演:ジェームズ・マカヴォイ、アニヤ・テイラー=ジョイ、ベティ・バックリー 上映時間:117分 評価★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ港北 2017年劇場鑑賞96本目
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【ストーリー】
ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)、マルシア(ジェシカ・スーラ)、クレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)の女子高生3人組は、ショッピングモールからの帰り道、謎の男ケヴィン(ジャームズ・マカヴォイ)に誘拐され、監禁されてしまう。
ケヴィンはあるときはスタイリッシュな姿、あるときは女性の格好、あるときは子どものようにして3人の前に現れた。ケイシーは男が多重人格であることに気づく。一方、精神科医のフレッチャー(ベティ・バックリー)は多重人格の患者ケヴィンに24人目の人格が生まれようとしていることに気づく。
【感想】
ジェームズ・マカヴォイが、さすがに24人の使い分けは無理でしたが、5、6人分ぐらいの使い分けはしており、芸達者ぶりをみせています。また、女子高生のうち主役格のケイシーは、過去に過酷な目にあっており、友人もいない孤独な設定で、この2人を軸に物語りは進んでいきます。
ただ、監禁された3人が必死で脱出しようとする知恵とアクションが中心となるような王道的なストーリーをシャマランがとるわけでなく、むしろ、ケヴィンの多重人格ぶりのほうにスポットがあたっており、予告編から想像したものとはちょっと違っていました。
また、監禁の理由というのが、何だかなあというもので、シャマランがまた趣味に走ってやっているよというのは、ちょっと残念。まあ、アメリカで3週連続チャートの1位だったそうなので、あまり深く考えずに楽しめるといえますが。
アニヤ・テイラー=ジョイは初めてみる女優だけど、美人というよりも、意志とか知性をうまく表現できている感じで今後が楽しみ。続編もあるそうなんで、本編が終わったらすぐ帰ることのないように。シャマランリーグというのができたら、それはそれで、みたいような見たくないような…
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