作品情報 2017年日本映画 監督:西谷弘 出演:上戸彩、斎藤工、伊藤歩 上映時間:125分 評価★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2017年劇場鑑賞106本目
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【ストーリー】
互いに家族を持つダブル不倫の末、破局した木下紗和(上戸彩)と北野裕一郎(斎藤工)。それから3年、紗和は裕一郎と2度とあわない約束をしたうえ、だれも知らない海辺の町に引っ越し、ひっそりと暮らしていた。
だが、運命のいたずらか、昆虫学者の裕一郎が講演に町を訪れ、二人は再会してしまう。会ってはいけないとおもいつつ、二人でホタルを捜すことを口実に何度も逢瀬を重ねる日々。やがて、裕一郎の妻、乃里子(伊藤歩)に、二人が密会しているのがばれてしまう…
【感想】
裕一郎は昆虫学者だけど、二人とも本能のまま、虫並みの知能しかない感じ。しかし、美女とイケメンだから、純愛とかいう衣に包んでみられるのでしょうね。たぶん、あっちのほうも妻とやるよりよかったようにみられます。
ただ、現実問題として生活はどうするのかなと。これでは生活保護一直線ではないかと思ってしらけてしましました。本人の脳内はとろけてるからいいかもしれないけど、まともに生計はたてられないでしょ。
そうはいっても映画の世界だから、そんな目くじらたててもしょうがない。深刻な顔でいじいじ悩む上戸の姿や、ある種二人の女性の間をふらふらする裕一郎の男のずるさなんかを、こいつらバカジャンと突っ込みながらみるのにふさわしく、深夜にビール片手にみたいかな。
紗和が働く港町のレストランのオーナー(平山浩行)や、ぶっきらぼうだけど最後に本音をいく同僚の中年女性(黒沢あすか)の存在もおもしろく、なんだかんだいっても最後までみてしまいました。ドラマ版の吉瀬美智子がでてこなかったのはちょっと残念かも。
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