2017年08月06日

君の膵臓をたべたい 

 難病で泣かす気満々の作品ですが、ちょっと脚本にキレがなくて泣けませんでした。でも、それを補ってあまりあるのが浜辺美波の魅力です。彼女を見るためだけに映画館にいく価値は十分にあります。

  作品情報 2017年日本映画 監督:月川翔 出演:浜辺美波、北村匠海、小栗旬 上映時間:115分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2017年劇場鑑賞131本目



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 【ストーリー】
 高校教師の僕(小栗旬)は取り壊しが決まった図書室の蔵書を整理することになる。そこは高校時代の僕(北村匠海)が、クラスメイトの山内桜良(浜辺美波)とともに蔵書目録を作った思い出の場所だった。

 他人と交わろうとせず、クラスで孤立していた僕は、病院で偶然・桜良の手帳を拾う。そこには、膵臓病で余命があと1年と書かれていた。明るくて人気者の普段の彼女からは想像もつかない内容だった。だれにもいえない秘密を共有したことで、僕と桜良の関係は急速に縮まっていくが「なかよし」を越えるものではなかった。しかし、桜良の親友の恭子(大友花恋)ら他のクラスメイトからは、2人がつきあっているのではと勘ぐられ…

 【感想】
 余命わずかだと知るが故に、他人からは安易に同情されず、最後まで普通に暮らしていきたいと願った桜良。他人に距離を置く僕は、彼女の病気をしっても、大げさに同情することはなかったことで、彼女の心に入り込むというストーリーはわかりやすい。そして、表面は明るくけなげに振る舞い、僕を振り回す桜良が、内心は実は崩れそうな気持ちをなんとか奮い立たせようとしている、という設定はみるものを何とも切ない気持ちにさせます。

 スイーツの食べ放題とか図書室での二人だけの会話などいかにも高校生っぽいデートも郷愁を感じさせます。二人が純愛にとどまるというのは、さすがに思春期の男子の性欲から考えるとお花畑かなという気もしますが、物語の美しさを壊さないためには、こうした設定は必要だったのでしょう。クライマックスのシーンは一ひねりあるとともに、生と死について改めて考えさせられ、単なる難病ものにしなかったあたりはお見事です。

 ただ、現代パートと過去パートの入れ替えがしっくりきません。小栗旬の僕は狂言回しとしては良かったけど、無理に現代の恭子(北川景子)を話に絡ませる必要があったのか、正直蛇足な気がしてなりません。やはり北川景子というスターを使うと、彼女の方に注目がいってしまうし、物語の一番の山がどこなのかというのが、見えにくくなってしまいました。

 それはともかく、ショートカットの元気印の浜辺美波は代表作だといってもよいぐらい、彼女の魅力でうめつくしてくれました。若干、古風な顔立ちのところもあり、こういうまぶしい若手女優は同世代でも貴重ですな。ただ、役柄からいって北村はイケメンすぎる気がしてしまいました。クラスメイト役の桜田通や矢本悠馬のように、イケメンだけどどこか崩れたところがある俳優でないと、やはり最後はイケメンが勝ちと思ってします。小栗は「銀魂」と同時期の公開になりましたが、こちらのシャイで不器用な青年役は久しぶりだったので、楽しめました。
posted by 映画好きパパ at 07:06 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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