2017年08月10日

お前はまだグンマを知らない 劇場版

 ネットでは秘境扱いされる群馬県ですが、地域独自の風習というのはかなりあります。そこをうまくアレンジして、愛と涙の青春コメディーにうまく仕立てました。関東では今年3月にドラマ版を放映しており、その総集編に追加撮影をしています。群馬県に縁もゆかりもなく、ドラマを見ていなかった人でも楽しめる(と思う)

  作品情報 2017年日本映画 監督:水野格 出演:間宮祥太朗、吉村界人、馬場ふみか 上映時間:89分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:角川シネマ新宿 2017年劇場鑑賞133本目



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 【ストーリー】
 チバから謎多きグンマに転校した高校生の神月紀(間宮祥太朗)は、いじめられた過去をリセットし、高校デビューを誓っていた。転校初日、猛烈な赤城おろしの風に負けまいと自転車を必死でこいで通学していた神月は、同級生の美少女・篠岡京(馬場ふみか)のスカートがめくれるのをみてしまい、バラ色の高校生活が待っていると信じ込む。

 だが、グンマには他県人には想像もつかない風習が多々あった。タブーの一つである、中曽根元総理のことを呼び捨てにした神月は、クラスからグンマの偉人のことを馬鹿にするのかと、孤立してしまう。さらに、篠岡からは変態呼ばわりされショックを受けた。同じ高校にいた幼なじみの轟一矢(吉村界人)がら、グンマを生き抜く術を教わるが、イバラキ人やトチギ人が来襲してきて…

 【感想】
 グンマがインターネットで秘境とされたのはいつごろでしょうか。画像検索するとジャングルの画像とかいっぱいでてきており、群馬県庁自体がそのネタを楽しんでいるほど。そこまで大げさな秘境として描かれていませんが、この映画の原作漫画の作者も子供の頃群馬に転校して、おかしいとおもったことがベースになっているそう。

 映画はただグンマを馬鹿にするのではなくて、ホラー、アクション、ギャグと転がした上、きっちりと良い話にまとめるのがうまいところ。また、男性の下半身やパンチラが救うなんて、園子温の「愛のむきだし」以来の会心のできではないでしょうか。こういうオバカな下ネタは大好きです。

 グンマあるあるのほとんどは、僕はしらなかったけど、それをグンマー(グンマ)が誇りに思う郷土愛の強さはうらやましいい、一方で、それがゆえに排他的になってしまう愚かさも取り上げています。細かいところを笑わせてくれるギャグ映画ですが、結構、社会風刺が効いている印象を受けました。

 間宮祥太朗の顔芸は二枚目イメージを完全に崩しておりおみごと。グンマあるあるへの冷静な突っ込みの入れ方も観客を楽しませてくれます。馬場ふみかはこういうドSな役柄があいますね。神月の妄想のなかのデレぐらいとの落差がおかしくてなりませんでした。

 間宮、馬場といった主要キャストは群馬県出身ではありませんが、担任役に群馬県出身のロバートの山本博とか、イバラキヤンキーのあこがれ役に茨城県出身の磯山さやかとか、ちょいちょいつぼに入るキャストもよかった。ただ、吉本出資のせいか、大阪からグンマに迷い込むおっさん役にほんこんがでていたけど、これはシュールな味わいでした。
posted by 映画好きパパ at 07:08 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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