2017年08月15日

スターシップ9

 スペイン・コロンビア合作映画で、ハリウッド映画3本ぐらいのアイデアを詰めており、ネタバレなしで説明するのは難しいので、少しネタバレしますが、その割には意外と淡泊。低予算と割り切ってみれば、アイデア勝ちの作品といえそうです

 作品情報 2017年スペイン・コロンビア映画 監督:アテム・クライチェ・ルイス=ソリヤ 出演:クララ・ラゴ、アレックス・ゴンサレス、ベレン・ルエダ 上映時間:95分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラスト渋谷 2017年劇場鑑賞135本目



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 【ストーリー】
 近未来、環境汚染された地球を逃れて、人類が住める惑星、セレストへの移住が計画されていた。地球からセレストへは40年も宇宙旅行をしなければならなかった。

 小型宇宙船でセレストに向かうエレナ(クララ・ラゴ)は宇宙船の中で生まれ、両親以外の人間と会ったことがなかった。しかし、宇宙船にトラブルが発生し、両親は彼女を助けるために犠牲になった。彼女の救難信号を受信して、エンジニアのアレックス(アレックス・ゴンザレス)が修理にやってくる。生まれて初めて会う若い男性にたちまち恋に落ちるエレナ。だがその裏には恐るべき秘密が…

 【感想】
  エレナが一人宇宙船で孤独に生活する様子は「パッセンジャー」とか思い出しますし、その後の展開もさまざまなハリウッド映画を想起させられます。ただ、アイデア自体はうならされるのですが、その後の展開が今ひとつ。全体的にアンニュイというか、近未来のデストピアぽく淡々ととられているのが非常に印象的。ラストも、そのこと自体は理解できるけど、エレナとアレックスについてはどうなったのか気になってたまりません。

 宇宙船のエレナとアレックスの様子の一方、二人の出会いに隠された秘密に関して、地球上のシーンもでてきます。これがコロンビアで撮影したこともあり、車両とか今でも古いタイプの中古車で、スラムみたいな建物もでてきます。このあたりは低予算だからしょうがないのだろうけど、一方で、宇宙に移住が計画される近未来になっても貧乏人の生活は今とたいして変わらないことを皮肉っているのかなあ。

 両親以外、人間と会うのは初めてというエレナはともかく、アレックスは経歴とかちりばめているので、もう少しキャラクターに深みをおびさせるようにしたらいいのにと思いました。ただ、上映時間からするとしょうがないのかな。いずれにせよソリヤ監督は長編初演出だそうで、これからが楽しみ。

 また、宇宙船で一人淡々とトレーニングしているエレナ役のクララ・ラゴの凜とした美しさはたまりません。スタイルも抜群だし、たたずまいもお見事。もっと彼女の出演している作品を見たいと思わされました。
posted by 映画好きパパ at 06:54 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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