2017年09月08日

ベイビー・ドライバー

 犯罪者版・ラ・ラ・ランドという評もあるほど、音楽を満喫できるクライムアクション。凝った設定をアップテンポにみせるのは、さすがエドガー・ライト監督です。

  作品情報 2017年 アメリカ映画 監督:エドガー・ライト 出演:アンセル・エルゴート、ケヴィン・スペイシー、リリー・ジェームズ 上映時間:113分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:横浜ブルク13 2017年劇場鑑賞150本目



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 【ストーリー】
 天才的なドライブテクニックを買われて、犯罪組織のボス、ドク(ケヴィン・スペイシー)の運転手として、銀行強盗団の逃走を助ける青年ベイビー(アンセル・エルゴート)。ドクへの借金返済も済み、晴れて自由の身になった彼は、いきつけの店のウエイトレス、デボラ(リリー・ジェームズ)と親しくなる。

 だが、犯罪組織は借金を返せば抜けられるほど甘くなかった。デボラや養父のジョゼフ(CJ・ジョーンズ)に危害を加えると脅されたベイビーは、嫌々、強盗に加わる。狂犬のようなバッツ(ジェイミー・フォックス)、いかれたカップルのバディ(ジョン・ハム)とダーリン(エイザ・ゴンザレス)を乗せて、目的地へ向かったベイビーだったが…

 【感想】
 冒頭からガンガンの音楽に乗せて、カーチェースが始まり、アドレナリンが一気に体を駆け巡ります。ベイビーは幼い頃に交通事故に遭い、耳に障害がある設定。音楽を聴いていないと、耳鳴りが激しくて苦しくなるのです。従って、ベイビーの登場シーンでは、洋楽に疎い僕でも体が動き出したくなるような曲が次々にかかります。さらに、長回しをうまくつかって、いや、これはうきうき楽しめる作品だとすぐにわかります。

 デボラとダーリンの出会いもおしゃれ。互いに自分の名前の入った曲で盛り上がります。デボラは少ないけど、ベイビーはいくらでもあるのですから。清楚なリリー・ジェイムズは、エロエロボディのエイザ・ゴンザレスと良い対比。でも、ダーリンが警官隊と銃撃戦になるシーンは、ワンダー・ウーマンよりよっぽど格好よかったよ。

 ところが、ドクがベイビーの解放しなかったあたりから、シリアスよりになっていきます。特に、見境かまわず人を殺していく、バッツの狂犬ぶりは、オスカー俳優のジャイミー・フォックスとは思えない、まさに恐怖の存在。デボラやジョゼフが無事なのか、ベイビーとともにみているこちらもはらはらします。そして、裏切りにつぐ裏切りのクライムサスペンスへと陥っていきます。

 それでも、全体としてカラっとしたイメージがあるのは、ドクの小学生の甥が、ベイビーよりも犯罪に手慣れているとか、随所にユーモアがあふれているのと、ベイビーとデボラの愛情が、応援したくなるような初々しさだからでしょうか。カーチェースばかりだと思っていると肩すかしをくらいますが、犯罪青春音楽映画だと思えば、堪能できます。ぜひとも大画面の映画館でみることをおすすめします。 
posted by 映画好きパパ at 07:38 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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