2017年09月13日

ザ・ウォール

 イラク戦争でイラク軍の伝説的なスナイパーに壁の陰に追い詰められたアメリカ兵のサバイバルを描いた戦争映画。90分と短めですが、さすがにこのシチュエーションでもたせるのは、アクション映画名手ダグ・リーマン監督でもしんどかったか。

 作品情報 2017年 アメリカ映画 監督:ダグ・リーマン 出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、ジョン・シナ、ライト・ナクリ 上映時間:90分 評価★★★(五段階) 観賞場所:横浜ブルク13 2017年劇場鑑賞155本目



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 【ストーリー】
 2007年、イラクで連絡のとれなくなったパイプライン建設現場を偵察に行ったアメリカ軍のマシューズ(ジョン・シナ)とアイザック(アーロン・テイラー=ジョンソン)。建設現場では作業員や警備員が一撃で射殺されていた。イラク軍のスナイパー、ジューバ(ライト・ナクリ)の仕業だ。

 さらに、マシューズが撃たれて瀕死の重傷。助けようとしたアイザックも足を撃たれ、命からがら壊れかけた壁の背後に隠れた。壁から出た瞬間に自分も撃たれる。八方ふさがりのアイザックの無線機に、米軍から救助の連絡がくるが、それは、米兵になりすましたジューバの声だった。

 【感想】

 ジューバは実在したとされるイラク軍のスナイパーですが、最後までその存在はなぞの人物です。そのジューバをもとにしていますが、アイザックらは架空の人物でしょう。冒頭、作業現場で犠牲者がみな一撃で頭を撃たれているのに、アイザックは足だけですみます。しかし、これはジューバの罠でした。米兵になりすましたことをすぐに見破ったアイザックですが、ジューバの巧みな語り口に翻弄されます。

 壁の陰に隠れていれば安全ですが、負傷し出血しているためいつまでも隠れていれば命の危険にかかわりますし、マシューズを安全な壁の陰までつれていかなければなりません。さらに容赦なく照りつける砂漠の日差しに見ずも食料もありません。だからといって、壁から出て行けば撃たれてしまう。「海底47メートル」よりも、切羽詰まった状況のアイザック。映画をみているだけでひりひりとのどが痛むような苛正しさを感じます。

 とはいえ、壁からどうやって出るかで90分の大半が過ぎてしまうので、最後のほうはちょっとだれてしまいました。ラストはなかなかおもしろかったけど、正直、そこまでいくのに集中力がきれちゃった。僕はとてもスナイパーに向いていませんね。

 キック・アス、ハリウッド版ゴジラ主演のアーロン・テイラー=ジョンソは、むくつけき大男になっちゃいましたね。荒っぽい言葉もふくめて、ベテラン兵士の風貌がでていました。さらに、サバイバルのためにあらゆる手段を探るというのもいかにも歴戦の兵士っぽい。実際の戦争も似たようなことがあったのかもしれません。
posted by 映画好きパパ at 06:47 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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