2017年09月15日

LUCK-KEY ラッキー

 内田けんじ監督の邦画「鍵泥棒のメソッド」の韓国リメイク。前半はだいたい一緒で、中盤から韓国映画らしい大げさな感じに話が広がっていきます。邦画版のファンも未見の人も十分楽しめる娯楽作です。

作品情報 2016年 韓国映画 監督:イ・ゲビョク 出演:ユ・ヘジン、イ・ジュン、チョ・ユニ 上映時間:112分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:シネマート新宿 2017年劇場鑑賞157本目



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 【ストーリー】
 伝説の殺し屋ヒョンウク(ユ・ヘジン)は仕事で返り血をあびたため、洗い流すため銭湯に寄った。そこには売れない役者で家賃も払えず自殺を考えていた青年ジェソン(イ・ジュン)もいた。ジェソンが使っていた石鹼がヒョンウクの足下に転がってしまい、それを踏んだヒョンウクはすっころんで頭を打ち、気絶してしまう。来ているものからヒョンウクが金持ちだと気づいたジェソンはどさくさに紛れて、コインロッカーの鍵を自分のとヒョンウクのを入れ替え、ヒョンウクの豪華な服や財布をもって逃亡してしまう。

 病院で気づいたヒョンウクは記憶喪失になっていた。ポケット入っていた家賃の督促状から自分のなまえをジェソンと思ってしまったヒョンウク。入院費も払えないため、自分を病院に運んだ救急隊員の女性リナ(チョ・ユニ)に借金を肩代わりしてしまう。その代金を払うためにリナの実家の定食屋で働くことになったヒョンウクは、見事な包丁さばきで人気者に。一方、ヒョンウクの高級マンションで暮らすことにしたジェソンは、ヒョンウクが監視カメラで同じマンションの謎めいた美女ウンジュ(イム・ジヨン)という女性を見張っていることに気づく。どうやらジェソンの次の標的はウンジュのようで…

 【感想】
 韓国映画ファンなら顔を知らない者はないだろう、強面の脇役ユ・ヘジンが堂々の主演を張ります。殺し屋という職業ゆえに包丁さばきはただものでなく、あっという間に名コックになったうえ、ジェソンの代わりにエキストラとして入った映画でも、ただならぬオーラを発して、瞬く間にギャングの親分役に抜擢されるというのは大笑いしました。また、ジェソンの身分証明書をみて、老け顔なのに、まだ31歳だと自分でも信じられないのに言い張るところとか、笑いのツボに入りまくり。

 これに対して、ジェソンのほうはイジイジしてばかりでなかなか見せ場はなかったのですが、あこがれの美女ウンジュが危ないと知ると、へたれながら何とか彼女を助けようという意気込みは男らしい。この意気込みさえあれば、自殺するほど追い込まれなくてもすんだのではと思ったのですが。

 ずっと笑いながら進んだ前半とはうってかわり、後半、ヒョンウクの記憶が戻ってからは、オリジナル同様、緊迫した場面が続きます。ただ、ウンジュ殺害の黒幕との対決はこちらのほうがおもしろかったかな。最後にもう一押しほしかった気がするけど。

 オリジナルではヒョンウクは香川照之、ジェソンは堺雅人が演じており、それぞれ味があるのですが、韓国版で一番よかったのが、リナ役のチョ・ユニ。勝ち気で世話好きだけど、ヒョンウクにでれるというのは、ポニーテールも含めて、ある種理想の女子像ですね。日本版の広末涼子よりもかわいい女性になっていたと思います。

 ともあれ、すかっとお気楽に見られる作品が少ない時期ですから、くさくさしたときとか是非ともごらんになってはいかがでしょうか。
posted by 映画好きパパ at 06:00 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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