2017年09月18日

スキップ・トレース

 ジャッキー史上最高の人気で、ベテラン監督のレニー・ハーリン作ということで期待していったら、30年ぐらい前のぬるーいコメディを見た気分が…。逆にこれがヒットしたということが不思議でたまりません。

作品情報 2016年 アメリカ、中国、香港映画 監督:レニー・ハーリン 出演:ジャッキー・チェン、ジョニー・ノックスビル、ファン・ビンビン 上映時間:107分 評価★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2017年劇場鑑賞159本目



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 【ストーリー】
 香港警察の刑事ベニー・チャン(ジャッキー・チェン)は9年前、謎の犯罪組織に相棒のヤン(エリック・ツァン)を殺され、忘れ形見のサマンサ(ファン・ビンビン)を父親代わりとして育てながら、組織の黒幕を追っていた。
 
 カジノ王のビクター・ウォン(ウィンストン・チャオ)が黒幕とにらんだベニー。だが、ウォンのカジノで秘密を探るために働いていたサマンサが、アメリカ人詐欺師のコナー・ワッツ(ジョニー・ノックスビル)の起こしたトラブルに巻き込まれてしまう。サマンサのためにコナーの行方を追ってロシアにわたったベニーだが、コナーはロシアマフィアからも狙われていた。ベニーはマフィアの追っ手を逃れながら、コナーを捕まえ香港に護送しようとするのだが…

 【感想】
 ギャグがたっぷりのジャッキー節は監督がダイ・ハード2のレニー・ハーリンに変わっても健在です。というか、火薬に走る最近のアクション映画のなかで、昔ながらのカンフーで敵をやっつけるジャッキーをみるだけで、ファンは満足するのでは。

 予告編でもありますけど、ロシアマフィアの女殺し屋(イヴ・トーレス)の蹴りを防ごうと、マトリューシカで防御しようとするシーンや、敵の男の急所をねらって蹴って痛そうな表情をするなど、定番というか30年変わっていないというか。ジャッキーだけでなく、ジョニー・ノックスビルもアクションスターでないけれど、体を張ったジャッカスでスターになっただけあって、アクロバティックな演技は見ていてお手の物。

 ただ、ストーリーがとことん手垢にまみれたというか、思わず苦笑してしまうほどのレベル。また、基本的にジャッキーとジョニーの二人旅なので、女性陣の活躍がなかった(ロシアの女殺し屋は別ですが)のも残念でした。

 終盤のアクションは工夫を凝らしているところもありますが、やはりストーリー事態がべたべただとなあ。アルパカが人気があるとわかったことが一番印象的だったかも。
posted by 映画好きパパ at 06:42 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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