2017年09月23日

あしたは最高のはじまり

 フランス映画らしからぬ、ウェルメイドで泣き笑いができるファミリーコメディ。ラストは相当強引でしたが、娘を持つ父親としてはいろいろ考えさせられました。

作品情報 2016年 フランス映画 監督:ユーゴ・ジェラン 出演:オマール・シー、グロリア・コルストン、クレマンス・ポエジー 上映時間:117分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:角川シネマ有楽町 2017年劇場鑑賞163本目



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 【ストーリー】
 コートジボワールのビーチで気ままな独身生活を謳歌していたサミュエル(オマール・シー) の元に、クリスティン(クレマンス・ポエジー)と名乗る女性が現れ、「あなたの娘です。もう一人では育てられない」と赤ちゃんを押し付け姿を消した。

 彼女のフェイスブックから、赤ちゃんと一緒にロンドンを訪れたサミュエルだが、クリスティンは見つからない。途方にくれていた彼の驚異的な身体能力に目をつけたプロデューサーのベルキー(アントワーヌ・ベルトラン)にスカウトされ、サミュエルはロンドンでスタントマンとして生活するようになる。8年後、すくすくと育った娘のグロリア(グロリア・コルストン)に、お前は母親に捨てられたといえなかったサミュエルは、「お母さんは平和を守る諜報員で、世界中を回っている」とうそをついていた。ところが、長い間音信不通だったクリスティンが突然現れ…

 【感想】
 「クレイマー・クレイマー」のころから、愛情を持って子育てした父親に母親が取り戻そうとするというテーマはよくあるのだけど、本作の場合、オマール・シーの底抜けの陽気さ、ボジティブさが、娘をあかるく元気な子供に育てたということもあり、余計に父親と母親の役割を考えさせられます。

 前半はそのサミュエルのポジティブさで、能天気ともいえる楽しさ。ロンドンで働いているのに英語がうまくなく、グロリアが通訳になったり、危険なスタントの撮影現場でマネージャーみたいに仕切ったりするのも、子役のグロリア・コルストンの明るさもあいまって、ほほえましく思えます。

 また、クリスティンもひどい母親にせずに、彼女もちゃんと愛情をもっていたこと、人間としての弱さに向き合おうとしているふうに描いているところなども好感がもてます。本当は、サミュエルとクリスティンが結婚して、一家三人で暮らせればよかったのに、そんな簡単にいかないのはわかってるとはいえ、見ているこちらをはらはらさせます。

 後半になるとシリアスな展開になりますが、それでも、親が子を愛するとはどういうことなのかということを実感させられます。子育てに疲れたかたなんかにみて癒されてほしいなあ。映画ファンとしては、スタントシーンがこういうふうに撮影されているのも、もちろん誇張はあるのでしょうが笑えました。クリスティンにサミュエルの格好良さをみせようと、グロリアの提案で危険なスタントに挑まざるを得なくなる場面など、スタントシーンも見所でした。
posted by 映画好きパパ at 07:35 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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