2017年09月24日

ナインイレヴン 運命を分けた日

 アメリカの9.11テロから16年。当時、自分が何をしていたのか鮮明に覚えてる人も多いと思います。これまでも9.11に関する映画は作られていますが、風化させないためにも今後もこうした作品は必要となっていくのでしょうね。

作品情報 2017年 アメリカ映画 監督:マルティン・ギギ 出演:チャーリー・シーン、ウーピー・ゴールドバーグ、ジーナ・ガーション 上映時間:90分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:新宿武蔵野館 2017年劇場鑑賞164本目



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 【ストーリー】
 2011年9月11日朝、ニューヨークのワールドトレードセンターのエレベーターに5人の男女が乗り合わせていた。離婚調停中の投資会社社長ジェフリー(チャーリー・シーン)とイヴ(ジーナ・ガーション)夫妻、自転車便のメッセンジャー・マイケル(ウッド・ハリス)、不倫中のOLティナ(オルガ・フォンダ)、トイレ修理業者のエディ(ルイス・ガスマン)。エレベーターが35階を過ぎたところで、大きな衝撃とともにエレベーターがストップする。

 地下の管理室でオペレーターのメッツィー(ウーピー・ゴールドバーグ)も何事がおきたかわからないまま、エレベーターの安否を確認する。幸い、けががなかった5人だが、救出の見通しもたたないまま、時間だけが過ぎていく。やがてもう一棟にも飛行機が激突して…

 【感想】
 アメリカという社会の縮図のように、人種、年齢、経済力などが違う5人がエレベーターに閉じ込められます。こうしたことがなければ互いに接点もなかった5人。しかし、生き残るためには協力しなければないません。時には人種差別的な発言が出たり、ストレスから他人を傷つける言動もでたりしますが、それでも最後まであきらめないし、弱者をいたわろうとするのは、アメリカ人のよさなのかもしれません。

 エレベーターの中で外部の事情がわからず、携帯電話もつながらない5人にとって、メッツィーだけが外界とつながる細い糸。彼女もそれがわかっているだけに、自らの命の危険も省みず、何とか5人を助けようとします。実際に消防士や警官が犠牲になったのを見ても、このあたりの義務感というのは、人間土壇場になってわかるもの。上司が早々に逃げても、オペレーションルームを動こうとしない彼女も、黒人女性でたいした給料をもらってるわけでないのでしょうが、人間の価値とはそんなことではないということがわかります。

 当時の映像もふんだんに使い、アメリカらしく家族が無事を祈る描写も織り交ぜるので、最後まで緊張したまま見ることができました。5人の会話や行動をみているうちに全員助かってほしいと観客に思わせるような作りもうまいつくりです。

 チャーリー・シーン、ウーピー・ゴールドバーグをはじめとするベテランの有名どころを使っているだけに、演技には釘付けになります。イヴの母親で二人の安否を気にする役にジャクリーン・ビセットが配されていましたが、まだ現役なのかと驚きました。

 今もなお、世界はテロの脅威にさらされています。こうした映画をみると、普通の人が突然襲われる災厄に憤りをかんじてやみません。
posted by 映画好きパパ at 07:05 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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