2017年09月25日

二度目の夏、二度と会えない君

 難病、タイムリープ、バンドと売れそうな映画をてんこ盛りにした青春映画。さすがに前半は鼻白んでましたが、後半になると曲の力とフレッシュな演技陣に惹かれるようになりました。
 
作品情報 2017年日本映画 監督:中西健二 出演:村上虹郎、吉田円佳、加藤玲奈 上映時間:106分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 2017年劇場鑑賞165本目



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 【ストーリー】
 高校3年の文化祭で、仲間と組んだバンドのライブを成功させた篠原智(村上虹郎)。3ヶ月前に転校してきてバンドを組もうと提案したボーカルの森山燐(吉田円佳)に好意を抱いていた。だが、帰り道に燐は倒れて入院。実は心臓病で余命わずかしかなかったのだ。最後に見舞いに行ったときの自分の言動を悔やむ智は、燐が死んだあと拒絶状態になっていた。

 雪の日、土手を転げ落ちた智が気がつくと、夏休み前の燐と初めて出会った日に戻っていた。同じ誤りを繰り返さないように気をつけながら二度目の夏を繰り返す智だったが…、

 【感想】
 もう最近のヒット要素をてんこもりにしたあざとさに、序盤は冷ややかに見ていました。吉田円佳は本作の主題歌を手がけているバンド「たんこぶちん」のボーカル。演技は素人であり、ものすごい美少女というわけでもありません。さらに、中西監督の淡々と押さえた描写が眠気を誘ってきます。村上虹郎のモノローグも多すぎて、リズムを崩します。

 ストーリーテリングもいまいちで、モノローグが多い割には、キャラの心理描写が伝わってきません。主役の智はともかく、ヒロインのリン、バンド仲間の姫子(金城茉奈)、六郎(山田裕貴)はあまりにも通り一遍ですし、ヒロインのライバル的存在である瑛子(加藤玲奈)にいたっては、こうしたら客は喜ぶだろうという、一種のツンデレキャラ。

 ただ、やはり音楽の力は偉大で、吉田円佳の熱唱にいつしかひかれていきました。ストーリーはあくまでも音楽の付随でしかないと割り切れば、切ない青春ラブストーリーであり、どこかでみたような気がするとはいえ、ウェルメイドにできています。中西監督の職人的な手腕を感じました。

 村上、吉田とも独特の存在感がありますが、おいしかったのが美少女そのものだった加藤玲奈。また、金城茉奈はメイクの影響か森下愛子の若いころという感じでしたが、モデルとしての写真をみると全然イメージがちがいますね。また、主人公たちを見守る大人の役に菊池亜希子と本上まなみがでてきて、いい具合に引き締めてくれました。
posted by 映画好きパパ at 07:14 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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