2017年09月29日

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール

 15年前に公開すれば良かったのにと思いました。今時奥田民生にあこがれるハイソな雑誌の編集者とプレスのおしゃれな恋愛に、どれだけの人が共感するのでしょうか。

 作品情報 2017年日本映画 監督:大根仁 出演:妻夫木聡、水原希子、新井浩文 上映時間:99分 評価★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2017年劇場鑑賞169本目



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 【ストーリー】
 奥田民生にあこがれている雑誌編集者コーロキ(妻夫木聡)は、ハイソな雑誌編集部に異動となった。海外出張中の先輩、吉住(新井浩文)のフォローでファッションブランドの取材をすることになったコーロキは、そこのプレスの美女あかり(水原希子) に一目惚れする。

 あかりから、今の彼氏のDVに悩まされていると相談されたコーロキは、彼女を守ると宣言して彼氏になる。しかし、あかりは出会った男をすべて狂わす魔性の女で、コーロキもどんどん振り回されていく

 【感想】
 水原希子は下着までとはいえセクシーなシーンもばんばんありますし、大根監督の執拗なカメラアングルもあり、魔性の女というのにふさわしい役柄。一方の妻夫木も垢抜けない編集者が、美女に舞い上がりつつも振り回されていくという2枚目半ぶりがぴたりとはまります。

 ただ、あかり、コーロキ、吉住をはじめ、主要登場人物がすべてどっかいっちゃっている。さらに、おしゃれなカフェとか、給料そんな高くないだろうになぜこんな良い家に住んでるのというような、まるでバブル期のトレンディードラマみたいな背景描写にちょっとひいてしまいました。だいたい、仕事中にあそこまで恋愛脳になるなんて、雑誌社ではいまでもあるのでしょうか。うーむ。

 ストーリーも、いかにも魔性の女とそれに振り回される男という感じで、何ら意外性もない。サイコパスなのはあかりだけで十分と思いきや、コーロキの恋愛下手ぶりも、こりゃまともじゃないだろうという描写がえんえんと続きます。

 奥田民生の曲の数々を使ったBGMもファンならたまらないのでしょうが、僕自身同世代だけど、奥田にはまっている人は一種のサブカルかぶれというイメージがあるし、まして、若い世代の人はどれだけ共感できるのかなあ。なんか、ぎょーかい人たちの絵空事の恋愛ごっこという気が最後までしていました。

 俳優は本当に乗り乗りで、妻夫木、水原のみならず、新井浩文なんか1本の作品で、これだけいろんな感情があらわせて儲け役だと思うし、編集長役の松尾スズキとか、ライター役の安藤さくらとか、現場は楽しかったのだろうと想わせます。ただ、観客がどのくらい楽しんだのかという点は、がらがらの客席が一つの答えだったといえるのでは。
posted by 映画好きパパ at 05:59 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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