2017年10月18日

アウトレイジ 最終章

 アウトレイジシリーズ3作目にして最終作ですが、ガンアクションが派手になった代わりに、だれがやられるかのハラハラ感がなくなってしまった気がします。個人的には1、2のほうが好み。

  作品情報 2017年日本映画 監督:北野武 出演:ビートたけし、西田敏行、大森南朋 上映時間:104分 評価★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ港北 2017年劇場鑑賞187本目





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 【ストーリー】
 元大友組の組長、大友(ビートたけし)は前作のあと、韓国政財界のフィクサー張(金田時男)の協力で、韓国・済州島に身を隠していた。そこで日本最大の暴力団花菱会の幹部、花田(ピエール瀧)といざこざが起き、張の部下が殺されてしまう。

 そのころ、花菱会は新会長の野村(大杉漣)と古参の若頭・西野(西田敏行)の間で勢力争いが起きていた。花田の起こしたトラブルのために、花菱会と張は一種即発の状況になる中、大友は子分の市川(大森南朋)らを連れ、急ぎ帰国する。
【感想】
 少年ジャンプ的にどんどん敵がパワーアップすると、それまでの敵がしょぼくなるという感じがあって、1作目であれほど大組織だった山王会が2作目では花菱会に圧倒され、本作では張会長が花菱会より圧倒的に強くなっています。しかし、これまでどちらかというと弱者の立場だった大友が今作では張会長側のために、巨大組織からつぶされかけても、凶暴さで乗り切る大友という痛快さがなくなってしまいました。

 また、予告編も見せすぎ。だれがやられるか、予告でばらされてしまうと、緊迫感もなくなります。また、いくらやくざ映画とはいえ、あそこまで大量殺人をしていて、警察が手もつけないし、やくざもメンツがあるだろうにそれを無視されると、なんだかなあという違和感も。

 登場人物も西田と花菱会幹部役の塩見三省は、ご本人が病み上がりで、がんばっているのはわかるけれど、もう少し役柄をかえればいいのにと思いました。まあ、やくざ向きの俳優は過去2作であらかた使っているので、新キャラを登場させるのは難しいというのもわかりますけど、大杉、岸辺一徳では迫力がなあ。大森もはっちゃけかたが足りなかったし、やはり、前2作のほうが強烈でした。

 ともあれ、アウトレイジシリーズの最終章でありますし、新作が見られるだけでも御の字といえます。オールスターやくざ映画が作れる社会状況でもないので、北野監督の活躍には映画ファンとして感謝しなければなりませんね。
posted by 映画好きパパ at 05:52 | Comment(2) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
パパさん こんばんは 10/8に地元の映画館で見てきました。

予告見せすぎ・・・確かに 見る側としては 興ざめしてしまうところもありますねえ。

>前2作のほうが強烈でした。
ボクも 前2作と比べてしまうと 印象が薄くなったなあって部分は否めなかったですね。それでも それはそれで 楽しめましたよ。
塩見さんも病み上がりでの演技も大変でしたでしょうにね。

大杉連さんの 花菱会二代目会長も トップの器ではなかったですね。あんな内部分裂状態では ほころびができますよ。

最後に・・・前作ビヨンドで 花菱会の先代会長を演じていた神山繁さんが亡くなられたのは残念です。ご冥福をお祈りいたします。


Posted by zebra at 2017年10月21日 17:57
コメントありがとうございます。

予告の作り方は本当に難しいですね。
特に前2作でテンションが高まっていただけに
本編をみるとちょっと残念でした

神山さんのドンのような迫力に比べると大杉さんの
小物ぶりがひきたっており、そういった対比は
面白かったですけどね
Posted by 映画好きパパ at 2017年10月21日 21:54
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