2017年11月09日

ポリーナ、私を踊る

 フランスの人気グラフィックノベルを原作にしたバレエにかける一人の少女の物語。ただ、フランス映画らしく、主人公の内面描写が少なく、ちょっとわかりにくかった。

 作品情報 2016年フランス映画 監督:ヴァレリー・ミュラー、アンジュラン・プレルジョカージュ 出演:アナスタシア・シェフツォヴァ、ジュリエット・ビノシュ、ニールス・シュネデール 上映時間:108分 評価★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ渋谷 2017年劇場鑑賞209本目 
 


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 【ストーリー】
 ロシアの貧しい家庭に育った少女ポリーナ(アナスタシア・シェフツォヴァ)は厳しい練習に耐え、ボリショイバレエ団の入団も目前となった。だが、フランスから留学しているアンドレア(ニールス・シュネデール)と恋仲になったうえ、フランスのコンテンポラリーダンスの魅力にもとりつかれてしまう。

 周囲の反対を押し切り、南フランスのリリア(ジュリエット・ビノシュ)率いるバレエ団にアンドレアとともに入団したポリーナ。主役に抜擢されるが、思いがけないアクシデントが起きてしまい…

 【感想】
 フランス映画のせいなのか、原作をかなりはしょっているのかわかりませんが、ポリーナがなぜこのような決断をしたのかがよく分かりません。僕にはバレエの素養がないのでしかたがないのかもしれませんが、クラシックとコンテンポラリーの魅力の差とかが、作品だけみていればわかりにくかった。

 また、生活がどうなっているのか、というのも素朴な疑問。途中、路銀がつきてホームレスのようなところまで落ちぶれる場面もありますが、全体的に生活感がよくわからない。お金がない以前にフランスやベルギーを旅行する費用はどうやってでたのだろうと思ってしまいます。師弟や親子関係についても舌足らず。まあ、日本の少女漫画のような、疑似家族みたいな師弟関係はないのでしょうけど、それにしてもあっさりしており、説明不足かなあ。

 とはいえ、バレエシーンは圧巻。特にクライマックスのコンテンポラリーダンスは、よくまあ、こんな激しい振り付けをペアで間違えることなくできるのかと感心しきりです。幼い頃からバレエ経験のあるアナスタシア・シェフツォヴァの華麗なバレエにはほれぼれしました。

 バレエシーンはバレエ経験のあるアナスタシアらが中心となっていますが、「オーケストラ」で指揮者役を演じたアレクセイ・グシュコフが、ポリーナの幼少期の師匠役を演じており、物語を引き締めました。名優ジュリエット・ビノシュは女優というよりバレエの専門家という感じで、公式サイトをみると彼女自身もコンテンポラリーダンスをするのですねえ。こういうベテラン陣が脇に配されているのも物語を奥深くしています。
posted by 映画好きパパ at 07:00 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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