2017年12月03日

不都合な真実2:放置された地球

 10年前にアカデミー賞をとった地球温暖化のドキュメンタリーの続編。アル・ゴア元アメリカ副大統領のPRぽさはすごいのだけど、10年前に「まさかそんなことが…」と思われたことが実際に起きているのをみると、ぞっとします。

 作品情報 2017年アメリカ映画ドキュメンタリー 監督:ボニー・コーエン、ジョン・シェンク 上映時間:98分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2017年劇場鑑賞230本目 





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 【ストーリー、感想】
 地球温暖化はますます進み、世界中で天変地異が頻発するようになりました。グリーンランドの氷山は溶けてしまい、海水の気温の上昇からこれまでなかった地域にも強烈な暴風雨が襲来。アメリカ、フィリピン、チリと世界中で水害が起きています。シリアでは干ばつのため耕地と家畜の50%以上が被害を受けています。昨年、パリに世界中の首脳が集まって、気候変動のためのパリ会議が開かれましたが、各国の利害調整は難航します。

 地球温暖化という言葉はあちこちで聞くけれど、実際に世界中にこれだけ被害が起きているというのは驚きました。ニューヨークの水害もびっくりしましたが、マイアミでは満潮になると海辺の道路は水没しており、魚が泳いでいる状況が日常化しています。さらに、シリアの干ばつによる社会の不安定化は内戦の大きな要因にもなりました。

 アメリカのトランプ大統領は、地球温暖化は噓だと決めつけて、パリ協定を離脱しました。けれども、世界中にこれだけ大きな異変が起きているのに、目先のカネのために、それを無視するというのは正しい態度でしょうか。日本でも猛暑・酷暑は激増し、台風被害、ゲリラ豪雨被害も当たり前になりました。フィリピンの水害を視察したローマ法王フランチェスコ1世は
「一番被害を受けるのは一番貧しい人たちである」といいました。シリアの例をみても、自然災害が社会の不安定につながると、より大きな災厄が起きます。このまま、人類は自滅してしまうのでしょうか。

 ゴア氏は再生エネルギーの普及こそが、問題解決の大きな手段だとして、世界中を飛び回ります。同時に、自分と同じ志を持つ人たちへの学習会もあちこちで開いています。パリ会議では経済成長のために環境規制に反対するインドを説得するために、さまざまな手段を尽くします。こういう政治家がいるだけでなく、多くの草の根に広がっていることを知るだけでも、大きな救いです。自分はこういう活動に参加できないけど、せめて環境に関する意識はもちたいと思いました。客席はがらがらでしたが、一人でも多くの人に見てもらいたい映画です。
posted by 映画好きパパ at 06:56 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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