2017年12月04日

南瓜とマヨネーズ

 倦怠期を迎えたカップルのだらだらとした日常を描いており、原作者が女性だけあって、女性心理は細やかだけど、男性のほうはよくわからなかったな。ゆるーい日常系。

 作品情報 2017年日本映画 監督:冨永昌敬 出演:臼田あさ美、太賀、オダギリジョー 上映時間:93分 評価★★★(五段階) 観賞場所:新宿シネマカリテ 2017年劇場鑑賞231本目




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 【ストーリー】
 売れないミュージシャンのセイイチ(太賀)と同棲しているツチダ(臼田あさ美)は、ヒモ状態で働いていないセイイチをくわせるため、キャバクラで働き出す。さらに、セイイチに内緒で、アブノーマルな趣味を持つ中年男、安原(光石研)に体を売っていた。

 なかなか曲をかかないセイイチにいらだっていたツチダは、ある日偶然、元彼のハギオ(オダギリジョー)に再会。ひょうひょうと生きて、女性とも次々に寝てしまうハギオのことを今でも好きなツチダは、思わず関係を結んでしまう。

 【感想】
 音楽の才能はあるけれど、過剰な自意識で周囲のことをバカにして、大言壮語ばかりするセイイチと、それだからこそ、彼を支えるのは自分しかいないと思い込むツチダ。共依存とも思える関係ですが、セイイチはDVをしないだけましかな。でも、セイイチはツチダが体を売ってまで自分を助けてくれるとは思わなかったのは、ずいぶんあまちゃんだし、周囲とのとげとげしいつきあいをみても、おこちゃまだな、という感じ。

 おこちゃま感は、一見大人に見えるハギオも一緒で、ただしハギオの場合は女性の心に潜り込むという天性の才能になっているから、次々に女を切らさないのでしょう。さらにいえば、一見、大企業のサラリーマンぽいのに、変態プレーにいそしむ安原を含めて、ツチダの周りは大人になりきれない男ばかり集まっています。これは彼女が無意識に選んだのかな。だから、ツチダの行動はどこか冷ややかに見てしまいました。

 臼田というそれなりに売れている役者を起用しているため、ベッドシーンも思い切りカットされているし、そのことを含めてもゆるーい感じ。ただ、実際に売れないミュージシャンの周りにはこういう人たちがたむろしているのだろうなと思わせるぐらいのリアリティはあり、だらだらとしながらも楽しめました。

 臼田はダメンズにひっかかる自分もダメだめな女性を等身大な感じで演じていますが、わりとエキセントリックな役が多かった太賀が、控えめな演技をしているのが印象的で、そこもまたリアリティを醸し出しています。こういう雰囲気が好きな人に向けた作品でした。
posted by 映画好きパパ at 07:08 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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